なおっちのお一人様フェスティバル

これからはお一人様の時代だ。数々の経験から「一人が一番」という結論に至る。映画、お酒、一人旅、本など、お一人様に嬉しい情報を発信していくよ。

自筆小説

青春小説⑧

冬休みに入った。世の中はクリスマスとか、年末やお正月の準備で騒がしい時だった。僕は家で映画を観ていた。今日観たのはラブストーリーだった。まぁまぁの面白さだった。 そんな自分の時間を楽しんでいる時に、電話が掛かって来た。無視すれば良かったのだ…

青春小説⑦

終業式の日、午前中で学校が終わるから学校に行ってみた。相変わらず、何か楽しい事が待っているわけでは無い。終わったら、速攻で帰ってゲームをするつもりだった。 荷物をかばんにまとめていると、掃除を手伝え、という教師の声が聞こえて来たので、僕は足…

青春小説⑥

その頃、僕には一人だけ言葉を交わす人が表れた。このクラスになってもうすぐ一年。一度も話したことも無い男だった。男の名前は中村。なぜ話すようになったのかは分からない。彼はかなり変わったところがある男だった。クラスの人達と仲良くしている様子は…

青春小説⑤

文化祭が終わって大きな(僕にとっては凄く些細な)事件があった。クラスのリーダー的存在だった女の子が、突然学校から姿を消した。今まで仲良くしていたはずの人達が、彼女の悪口で盛り上がっていた。 僕は、消えたその女の子が嫌いだった。俗に言うチャラ…

青春小説④

部活を辞めた事を後悔してはいなかった。九月の新人戦で優勝できず、以前より彼らとの関係も悪くなったからだ。そこに居続ける理由も無いのだ。 僕の入っている部活はここ何年か、地区の大会で負けたことが無かった。しかし、僕らは決勝戦で延長戦の末に敗れ…

青春小説③

僕は毎日、色んな映画を観た。ほとんどがアメリカの映画だった。ラブストーリーや戦争映画、アクション、ミステリーなど、見たことのないワクワクがいっぱいあて、それを見ている間は日々にのつまらない思いを忘れさせてくれた。 アメリカの戦争映画では日本…

青春小説的なものを書いてみた②

「係りの仕事の徹底、授業態度の改善」高田は黒板にデカく書き散らした。また僕の嫌いな類の謳い文句だ。勉強していれば良い、というなら学校生活はそれだけ楽だろう。係の仕事は必ず、学級の馬鹿たちとのかかわりが生じる。机を合わせて役割を分担したり、…

青春小説的なものを書いてみた①

どうでも良い人に感情を動かされたくない。中学の時、僕はそう思った。 世の中には必ず感情を逆なでしてくる奴がいる。そして、その無駄な営みのせいで(果たしてそれが決定的な理由だったのかも分からないが)、犠牲になる人が出る事もある。 地元の公立中…