今年観た残念な映画5選。
今年も残り僅かになりましたねぇ~。各方面で「今年のベスト」的な記事が出るけど、僕はあえて今年のワーストを発表。あぁ、ベストもそのうち出すよ。
・夜空はいつでも最高密度の青色だ
8月に劇場で鑑賞。これは、ちょっとやらかしてたなぁ~(笑)。
一応、原作が詩集という事もあって、かなり綺麗な言葉を並べてウケをねらってたようだ。けど、僕に言わせれば、マジで滑ってた。
ストーリーは、優秀でありながら肉体労働で日銭を稼ぐ男と、看護師をしながらガールズバーで働く女が、人生に悩みながら、そして時に愛し合いながら生きていく、的な感じだったと思う。
結構良い感じのお話に見えるけど、これがそうでも無くて退屈する。抽象的な人間模様を、綺麗で誌的な台詞で説明しようとしているけど、それがかえって独り歩き。言葉とお話が、全くリンクしてなかったぞ。しっかし、ネットでの評価は良いようで、、。
上映時間もそこそこ長くて、ダル~いパッとしない映画。台詞とやたらとグラフィックが綺麗なので、もし気になる方はどうぞ。
・ハイエナ
良くある警察とマフィアの抗争映画。内容的にも演出的にも、可もなく不可も無く。
しかし、これを撮った監督は何を考えたのか、結末を描く目にエンディングを流し、エンディングの後に結末が分かるのかと思ったらそのまま終わってしまったのである。
結末は自分で考えろ系?でも、この手の映画で、「結末は想像にお任せ?」って、そんなの無しだろ!
それまでの内容的にも、ブログで記述するまでの映画では無かった。けど、この終わり方は?おバカ映画の仲間入りです。
・デビル
M・ナイト・シャラマン監督のサスペンス映画。
ストーリーは、エレベーターに閉じ込められた訳アリの5人が、何者かの犯行により次々に殺されていく、というもの。
エレベーターが舞台、というアイデアは面白い。その中で人が殺されていくから、どんなオチが待っているのか?と期待して観ていた。
そしたら、何と犯人はマジで悪魔でした(笑)。シャラマンさんよ、それを使ってはおしまいよ(笑)。
その手のオカルトだったら、他にいくらでもありますがな。上手く人間が、陰で手を回していたという上手~いラストを期待していたのだが、逆に驚かされた。ただ、こちらもネットでの評判は良いので、興味があればどうぞ。
・ゾディアック
D・フィンチャーによる、実話を基にしたサスペンス映画。
別に悪くは無いのだが、ダラッとしていて長い。だから途中で飽きる。
強烈な残酷さとソリッドな展開、個性的な人物でサスペンスを作るフィンチャーさんらしくない作品。R指定でも良いから、もう少し面白く出来たよね?見方によっては悪くも無いかもなので、興味があればどうぞ。
・インビテーション
これも、かなりやらかしていた映画。TSUTAYAで猛プッシュされていたし、27の映画祭が熱狂というキャッチコピーにも惹かれ借りてみたものの、見事に騙されましたな。しっかり頼みますよ。
まるで嵐の前の静けさのように、暗くてしっとりと物語が進む。しかし、その中にも危険な匂いを感じさせたりしないと、観てる側は飽きてしまうのだ。そして、期待していたラストも結構微妙。
「衝撃のラスト」とか「〇〇が泣いた」とか、そんなキャッチコピーを使う映画って、全く何でもないのが多いよね?みんなも気を付けよう。
良い映画もあれば、ダメな映画もある。これは仕方が無い。ダメな映画の文句を言うのも、また楽しみなのだ。
去年から色々映画を観始めた僕だけど、良い映画に出会えるとそれだけでその日は良い日だった思えるからおススメ。皆さんも、週末で良いから一本くらいは観てみると良いぞ。他ではかなり詳しく解説されている映画ブログもあるから、是非チェックしてみて。
アノ映画日和、ただ文句が言いたくて、などはホントおススメだよ。参考にしてみてね。
ではでは。