ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

東京MX「ニュース女子」がBPOからの指摘で番組終了。これは言論統制だ。

東京MXテレビは「ニュース女子」を三月で終了させることを決定した。BPOから「重大な放送倫理違反」に認定されたのが、大きく影響しているようです。

 

放送倫理違反と認定されたのは、昨年一月に放送された、沖縄の米軍基地反対を特集した回でした。「内容の裏付けがない」という理由で、BPOなどから批判を受け、放送終了まで追い込まれてしまったようです。

 

これについて、ぼくは非常に問題だと思っています。理由は

 

BPO放送倫理・番組向上機構)は、放送協会と民放連とその関連団体が出資、組織している団体で、完全な第三者機関ではない

・「放送法」に明らかに違反した地上波のニュース番組については何の批判もせず、「ニュース女子」だけを放送倫理違反とするのでは、公平性も中立性もない

・沖縄の反米軍基地反対運動は、時に暴力を用いた極めて危険なもので、活動家も逮捕されるなどしている。

 

という感じです。

 

BPOは完全に中立公平な機関ではありません。NHKと民放が主に組織している機関なのです。そのような所が、小さいテレビ局の番組を批判しても、「自分たちはどうなの?」としかい言えません。

事実、自分たちのテレビ局のニュース番組については、何の批判もしない訳ですから、、、。これでは、公平性や中立性が保たれているとは言えません。「放送倫理違反はお宅らの番組にもあったんじゃないの?」と言われても、おかしくないですよね。

 

そして、反米軍基地活動はすごく危険です。活動家たちが、暴力などの違法行為などで、沖縄防衛局の職員の仕事の邪魔をする動画がアップされて話題になりました。沖縄の活動家の異常さは、もはや有名なはずです。

本来なら、民放でそれを取り上げるべきなのです。それなのに、在京のキー局はあまり放送しません。それで、MXテレビで放送して叩かれるなんて、おかしな話です。

 

 

まず、BPOではなく、しっかりした第三者機関を作りましょう。民放とNHKの「関連団体」であるBPOが、「放送倫理」と「番組向上」を掲げて偉そうな活動をするのは、メディアの中立性、多様性という意味でも、極めて危険です。

BPOは、は自分たちの放送局の番組を徹底的に検証すべきです。それもせずに、偉そうに番組の批判などするべきではありません。まずは民放キー局とNHKを見直しましょう。話はそれからです。

 

そして、国民もメディアも、沖縄の現実をもっと知り、ちゃんと報じるべきです。本来、メディアというのは「中立」という意味なのですから。米軍基地反対に味方するのではなく、反対派には危険な人達が違法な事をしている事も、しっかり伝えるべきなのです。それも知っていれば、少なくとも「重大な放送倫理違反」とは判断できないはずです。

 

いやいや、マジで「言論の自由」が脅かされていますね。誰も報道しないことを伝えてくれるのは、すごく貴重なのです。今の民放はオワコンで、みんなが伝えることしか伝えませんから。そして、コメントも当たり障りのないものばかり。お前らはテレビなんて辞めてしまえ。

 

そして、誰も伝えない真実を追求する人たちは、もっと頑張って欲しいです。彼らのような人達がいないと、国民は真実を知れないまま間違った知識の下で大事な決断をしてしまいます。国民の知る権利の為にも、お願いします。

 

余談ですが、BPOの批判で番組が終了するような書き方をしましたが、実際にはスポンサーのDHCがMXテレビから離れていく形で、番組が終了するようです。MXの収益の11%を占めるDHCが撤退するのは、大きな痛手でしょうね。まぁ、DHCがこれからも「ニュース女子」を制作してくれれば、それで良いのですが。

 

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