ぼっちですが何か?

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映画感想:『ドント・ブリーズ』 静寂がもたらす均衡と恐怖。

音を出したら殺される。息も出来ない。そんな状況で、あなたならどうしますか?

 

監督:フェデ・アルバレス

キャスト:スティーヴン・ラングジェーン・レヴィ、ディラン・ミネット、ダニエル・ゾヴァット、他

 

 

<テキトーにあらすじ>

 

窃盗を繰り返していたロッキーとアレックス、マネーの三人。ロッキーは妹と共に、男好きの母の元から出て行くため、さらに盗みの計画を立てる。次に三人がターゲットにしたのは、盲目の退役軍人が一人で住む家だった。

しかし、その老人は恐るべき耳と嗅覚を持つ人物だった。ロッキーらは、息も出来ないという恐怖に襲われながら脱出を試みるも、、、。

 

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<感想>

 

盲目の退役軍人の家を襲い、金品を奪い取ろうとした三人が、思わぬ恐怖に襲われるというストーリー。

「少しでも音を出したら殺される」という恐怖が支配する。このアイデアがとても素晴らしい。相手の爺さんは目が見えていない。しかし耳が異常に良く、音を聞いて対抗する。ロッキー達は音を出さないように脱出を試みる。その状況から生まれる均衡状態と緊迫感が、手に汗握って楽しめた。「これで終わりか」と思っても、最後まで油断できないぞ。

 

しかし、若干の文句も。窃盗グループの三人が可哀想に映るけど、被害者は100%退役軍人の方。イラクで視力を失い、娘を事故で亡くし、そして強盗に遭うって不幸でしか無いでしょ?それを考えると、「いや、殺して良いじゃん」と思ってしまう。もう少し、その辺の詰めをしっかりして欲しかったな。それでも、間違いなく傑作の部類に入る作品だった。80点。

 

 

老人が女を引きずりながら歩いて行くシーンから始まる。大体、この後に何が起こるのかは想像がつくはず。

 

マネー、アレックス、ロッキーの三人は、デトロイトにある盲目の退役軍人の家に侵入して、金品を奪い取る計画を立てる。

ロッキーは結構可哀想な女の子。母親が男にだらしなくて、なかなか金銭的に厳しい家庭なのだ。だから金を盗んで、妹と街を出て行こうとするのだ。しかし、やはり働いて金を稼げ(笑)!まぁ、そんな事言っても仕方が無い。その辺の批判は無しという事で。

 

そして、三人は爺さんの家に侵入。ロッキーは家の警備システムを解除し、順調と思いきや、、、。ここから悲劇が始まるのだ。

 

爺さんの最初の登場シーンは、マジで怖い。金庫を開けようとした三人に、「誰だ?」と言って出てくるシーンが、恐ろしい。

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目が見えないので、すぐには殺さず。そして、3人のリーダー的存在のマネーが最初の犠牲に。せめてもう少し粘れよ、と思ったが。このシーンで、爺さんは目が見えなくてもメチャクチャ強い、という事が判明。

 

マネーが殺された時の、両手で口を抑えて恐怖に怯えるロッキーの顔が凄い。「私たち、音を立てたら殺される」と言わんばかりの表情。彼女は入る家を間違ったという事実をここで理解する。

どうにか脱出したいロッキーとアレックスに、爺さんが襲い掛かる。ロッキーがドアを開けた途端に目の前に現れたり、アレックスが廊下を歩いている時に、誰も居ないか確かめるように歩いてきたり、、、。ここでも、ロッキーの「呼吸さえも出来ない」という様子が伝わってくる。見ているこっちまで、呼吸を忘れてしまう。

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爺さんは家の窓に板を張り付けて、2人は完全に逃げ場を失う。この爺さんは頭も良い。30分過ぎからは、静寂から一気に爺さんが出てきて二人を殺そうとするシーンが連続。

灯りが消えた家で、爺さんは普段自分の見ている世界をロッキー達に見せる。アレックスが「ロッキー」と呼んだ瞬間、隙間から爺さんの手が伸びてきて、アレックスを襲う。あまりにいきなりだったのでビックリするでしょう。凄く心臓に悪い。

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劇場鑑賞時は、静かな時の「ゴォ~」と耳に響く音が余計に恐怖を煽ってきたけど、家庭で観ると半減するね。やはり、劇場の良さはそこにあるのだろう。

 

アレックスが銃で撃たれ、遂にロッキーも爺さんに襲われる。ロッキーが連れてこられたのは、地下の部屋。彼女は縛り付けられ、身動きが取れなくなる。

 

そして、爺さんは冷凍保存した自らの精子を、彼女の中に流し込もうとする。レイプはせず、ただ自分の子供をロッキーに産んでもらおうとしたのだ。ある意味、そっちの方が怖いよね。それより、精子って冷凍保存できるんだね。初めて知った。

 

そこで、アレックスの登場。爺さんを一発殴って、何とかロッキーのピンチを救う。この辺は、この前レビューした『ドラゴンタトゥーの女』にも似ている。そして、爺さんは早く出て行けと言い、負けを認める。ロッキーとアレックスは勝利したかに見えたが、、、。この後も気を抜けない。自分で観て確かめてね。

 

1時間半という短い時間だけど、その中に恐怖がぎゅっと詰まっているぞ。劇場で鑑賞したのは今年に入った辺りだったけど、未だにその時の印象が残っている。傑作と言って良いでしょう。

 

今度の映画レビューは何を書こうかな?久々に泣ける映画でも観てみるか、と考え中だ

 

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