ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

『ハンガーゲームファイナル・レジスタンス』 単なる最終作へ序章。

ハンガーゲームファイナルの前編。最終作に向けた作品と言えども、もう少し何とかならないかったのか?

  

監督:フランシス・ローレンス

キャスト:ジェニファー・ローレンス

 

 <テキトーにあらすじ>

 第13地区に避難したカットニス・エバディーンは、妹のプリムと再会。そこでは、人々は地下のシェルターに避難しながら暮らしていた。

そして13地区のアルマ・コイン首相らが反乱軍の結成を計画する。カットニスは、反乱軍の象徴「マネシカケス」として参加する。そして反乱軍は、キャピトルで捕虜になっているピータを助けに向かう。

 

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シネマトゥデイYouTubeチャンネルから) 

 

<感想>

 ファイナル前編。ファイナルへの序章と言うべき作品だが、それにしても酷い。『ハンガーゲーム』というのは、人々の激しい戦いが見もののはず。しかし本作は、反乱軍の結成の過程とピータの救出しか描かれていない。いずれ、盛り上がりに欠けるし、観ていてガッカリ。

 

第一作、第二作は、カットニスの激しい戦いが凄く面白かった。残酷な殺し合いの中に、カットニス自身の葛藤や恋などが描かれていたのが、良かったのに。

 

しかし、本作にはそれは無し。シリーズとして、一回こういう地味なパート入れる必要があるのは分かる。それにしても、盛り上がりに欠ける寂しい作品となっていた。残念。50点。

 

 

13地区に避難したカットニスが、アルマ・コイン首相と共に反乱軍の象徴(マネシカケス)として参加する。そして、カットニス自らが放送で、国民に共に戦うように扇動するシーンは、かなり熱くなった。この辺は、凄く期待が持てた。

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第8地区の野戦病院独裁国家パネムによって攻撃される。カットニスは、その悲惨な状況を報告する。カットニスの正義感が全開。僕は、若干暗さが残る主人公の彼女が、こういう風に強く生きる姿が好き。ジェニファー・ローレンスは凄い美人だし。

 

このシーンで、一気に戦闘に突入するのか、、。という期待が爆発。しかし、その後も何故かしんみりと物語は進む。う~む、やはりアクションが無いと寂しいなぁ。

 

その後は、かつての仲間のピータを助けに向かう。そのシーンも、何か面白くない。

 

結局、これという見せ場も無いまま終了。所々で「お!?」と期待させるシーンはあるものの、終始ダラダラとした展開は変わらず。

 

この映画を劇場で観た人は、ガッカリした人が多かったでしょう。これは劇場に行って、1000円を払って観るような作品では無い。言い過ぎかもしれないけど、そう思った人も多いはず。ファイナルへの前日談として、金曜ロードで放送するとか、YouTubeとかアマゾンで配信する、という方向で良かったはず。

 

1と2を観た時は凄く面白かった。そちらをまとめてレビューの予定。

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