ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

読書感想:『イケダハヤトはなぜ嫌われるのか?』炎上ブロガーの意見がまとまっている。

イケダハヤト氏の考えがまとまっている本。ブログを読んでいれば、彼の考えは大体分かるけど、この本はそれが一冊にまとまっているので読みやすい。

彼の事を知らない方は一回読んでみると良い。極端な意見だけど、結構理に適っているから。

まぁ。それを「クソだ!」と思うかもしれないけど。それは君の自由だ。

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あるときあなたは、上司に仕事の失敗の責任をなすりつけられます。あなたは何ら悪くないのに上司が自己保身のために罪をなすりつけている。あなたは抵抗できず、半沢直樹のように「倍返しだ!」と言ってやりたい気分になります。

ですが、ぼくはここで「倍返し」にしてはいけないと考えます。それは個人攻撃になってしまうからです。そこでは上司に復讐をして、上司をクビにしたところで、根本的な問題は解決されません。運が悪ければ、また別のうざい上司があなたの目の前に登城するのぐあオチです。

この場合、考えるべきそもそもの問題は「クソみたいな人間が上司になってしまう」会社の「仕組み」です。あなたが立っているその「土地」に問題があるのです。土地が悪いから、悪果が実るのです。

 

クソ上司問題について語っている様子である。

彼曰く、「個人攻撃はいけない」らしい。だから、クソ上司個人ではなく、それが発生する会社という組織自体を改善する必要があると彼は言う。

 

まぁ、真っ当だと思う。会社という組織にも、そのような上司が蔓延する原因はある。しかし、やはり失敗を部下のせいにする上司を放っておいてはいけない。その上司も、場合によっては攻撃して処罰するべきだ。

そして、上司の人間性は育ってきた環境が大きく関わってきていると思う。会社に原因が無くても、たった一人の人間性に問題のある人がいた、という事もあるだろう。

  

 

(前略)ぼくは、年齢というものは本質的に人間の価値と関係ないと考えています。その意味では、この人はバカだなぁ、と思う年長者はバカにした態度を取ってしまうこともあります。しかし「年長者だから」といって一概にバカにするということはありません。(後略)

 

これは年齢について語っている部分である。

確かに、年齢ってその人の人間性や能力には関係ない。何歳になってもおバカはバカだし、若くても頭良い人はいるし。

僕も、「年長者だから」という理由で人を尊敬する事は無い。あまりにも態度やマナーが悪い人に関しては、年長者でも貶している。

 

学校では、年長者だからという理由で尊敬しなければならないというルールがある。僕が通っていたアホな中学では、変な格好をした頭の悪い先輩が幅を利かせる、という伝統があった。今考えても、「年上だから」という理由で尊敬してはダメだ思う。

 

 

これは真実だと思いますが、世の中には「年を取っているけれど、ろくでもない人間」もいれば「若いのに、すばらしい人格の人間」もいます。本質的に年齢というものは人格のすばらしさとは関係がないものです。

ゆえに、僕は年長者だろうが年下であろうが、誰に対してもフラットに対応します。年長者だろうが。ろくでもない人間だと感じる人間については、それ相応の対応をします。口に出すことはありませんが「最悪だなぁ」と思う人とは容赦なく距離を置きます。(後略)

 

 年長だから、年下だからという理由で態度を変えるのは疲れるよねぇ。

他人によって感情を動かされるのって、結構不快なんだよぇ。「何でこの人に感情を変えられないといけないの?」と思う事もある。いつでも、フラットに自分のペースで過ごせれば、変に不快になる必要もなくて良いでしょう。

 

 

 人間は嫌いあって生きるものです。僕を嫌いなる人が出てくるのは当然ですし、別にそれでいいと思っています。読者はもちろん、同量や友達に嫌われることもあるでしょうし、肉親に嫌われることすらあるでしょう。でも、それはむしろ当たり前で、別に騒ぎ立てる話ではありません。(後略)

事実をねじ曲げるのは問題ですが、ありのままをさらけ出して、その結果として嫌われるとしたら、それは喜ばしいことだと思います。あなたは自他に嘘をつかなくてもすむようになったのですから。

僕は迷惑なことに、根本的にありのままをさらけ出します。それによって、僕を嫌う人がいるのは当然だとも思っています。なぜそうするかといえば、僕はその方が生きやすいからです。ありのままを歪めて生きることができるほど、器用に生まれついていないだけです。幸い、今は楽しく生きているので、これでいいのかなぁ、と思っています。(後略)

 

人間は嫌い合うもの。嫌いな人がいて当然。でも、それが分かっていない。

みんな、「嫌うこと」や「嫌われる」ことについて騒ぎ過ぎなんだよね。

 

僕のことを嫌いな人が、「お前のこと嫌いなんだよ」と言って来ることがあるんだけど、良く分からない。関わらなければ良いだけなのに。

僕が誰かのことを嫌いでも、「え?何であの人嫌いなの?」と騒ぎ立てる人もいる。場合によってはその嫌いな人を好きにさせようと無理やり一緒に何かさせようとする奴もいる。ホント、迷惑なんだよね。

 

一番どうでも良いのは、「お前嫌われてるよ」という報告。いや、知ってるし、そもそも誰にも好かれる気は無いんだけどね。それを、多くの人は理解していない

 

人間、好き嫌いあって当然でしょ。それの何が悪いのか?「みんな仲良く」なんてできる訳ないだろ!きっと、教育の弊害なんだろうなぁ。「みんな仲良く」なんてクソ以下。

普通に生きて、嫌われるのは大いに結構。好かれるために自分を曲げる必要は無いんだよ。この辺は、イケハヤさん流石だと思った。素晴らしい。

 

 

この本はkindle unlimitedで読めるぞ。彼の炎上史など、奇抜で的を得ているイケハヤオピニオンが満載だ。

 

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