教育は宗教では無く科学だ。思考力を身に付けろ！

盲目的に「俺の言う事を信じろ」と言う先生は存在するけど、「自分で考えて答えを見つけろ」と教える先生は少ないでしょね。

「俺の言う事は絶対だ」とか、「教師に反抗するな」などと言ったことがある先生は多いだろう。

たしかに、大まかな決まりというのは必要です。「人を殴ってはいけない」などというのはどう考えても守るべきルールです。これを違反した者に対しては、厳しく指導をすれば良いでしょう。

しかし、改善の余地がある問題について意見を述べた時「俺の言う通りにしろ」と怒鳴ったり圧力を掛けたりすると、生徒は委縮してしまいます。そして自ら考える事をやめ、とりあえずその人の言う事を信じる、という盲目的な行動を覚え、いつしかそれに慣れてしまいます。

大人になると色々な場面で、「自分で考えろ」と言われるでしょう。色々な場所で、自分で考えて判断し、選択するという行動が連続します。その時に、考える事になれていない人は、嘘に踊らされたり、他人の言われるがままにしか行動できない人間になってしまいます。

「嘘を嘘と見抜けない人はネットを使うのは難しい」という言葉があります。元は2ch創設者のひろゆきさんの言葉です。全くその通りで、情報が溢れかえるこの時代に、思考力の無い人間は、生きていくのが難しいです。

昔の常識をいつまでも持っていたり、他にいくらでも合理的な手段があるのに認めてくれない、という話をクソほど聞いてきました。「ビールを次ぐときは両手で柄が見えるように」なんてメチャクチャどうでも良いのにねぇ～ww。

そのような人達は、「何が正しいのか？」と考える事をして来なかった、無思考型人間なのでしょう。僕はそう思っています。

また、最近はメディアの偏向報道も酷くなって生きています。某キー局の報道番組では、都合のいいところだけ切り抜いて紹介し、それが民意であると視聴者に印象づけるような報道がありました。

思考力の無い人間は、「ホントにそうなの？」と疑う事もせず、それを信じるのでしょう。彼らには疑うという事を知らないからです。

いずれ、思考力の無い人や、そのような人間が多くを占める国に、明るい未来は訪れないでしょう。

日本は良い国だと思います。しかし、決定的に足りないのが思考力です。昨今は、安全保障に関する話題が豊富です。複数のメディアでは「戦争法案反対」などと、政府の安全保障政策に反対しています。その影響かからか、全体でもそのような論調が強い気がします。

考える事になれていない人は、メディアの情報をそのまま受け入れ、そこから考える事をしません。ホントにそれは「戦争法案」なのか？を少し考えると良いでしょう。

これはほんの一例です。他にも、逃げてばかりで考えていないなぁと思う事が多くあります。それは日本の「上の言う事は絶対」という盲目的な教育のせいという気がしてなりません。一人一人が良く生きるためには、まずは考える力を付けることが大事です。そして、賢くない人が多数を占めた時、日本は終わるでしょう。

教育って宗教では無く科学なんですよ。その辺をもう少し考えましょうよ。あぁ、もしかして先生方も考えられない人間だったりしてwww。まぁ、教師なんてそんなもんなのかな（笑）。

ニートの平日