スウェーデンが国民に戦争への備えを呼びかけ。
スウェーデンが国民に戦争への備えを呼びかけた。戦争に巻き込まれる事態を想定した備えを呼びかけるパンフレットを、この春にも470万世帯に配布するようだ。
スウェーデン政府は高まるロシアへの脅威から、このような施策に出ました。具体的には、十分な水と食料の備蓄、防空壕の準備などをするように求めているそうです。
そして、2010年に廃止された徴兵制を復活させ、防衛予算も増額しました。しかし、人員は不足しているそうです。また、デンマークなどの周辺諸国との協力を強めています。
このスウェーデンの危機管理は、日本も見習うべきです。周辺の脅威を感じたら、緊急事態を想定し準備というのが、正しい国防なのです。これを無くして、自国の平和はあり得ません。
一方、他国の情勢など一切考えず「戦争なんて起こる訳ない」勝手に思い込み、自分の身を守る策を講じない日本というのは、愚の骨頂と言えるでしょう。
平和とは、自国だけで決まるものでは無いのです。他国との自国があって、初めて平和が成立するのです。自分の国が戦争を放棄したところで、他国が勝手に攻めて来る事態もあり得ます。
その事態を平時から想定し、「起こるかもしれない」事に備えておくのが、本当の国防です。
このスウェーデンの施策は、もっと日本に知れ渡るべきでしょう。
パンフレットを配る必要は無いでしょう。しかし、いざという時の為、他国との連携を強化するとか、国の制度を整備するというのは、当たり前すぎる施策です。これに反対する人が居るのが、未だに信じられません。
あぁ、別にスウェーデンという国を賞賛している訳では無いです。あくまで、今回の危機管理に対して見習うべきだ、というだけです。