ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

ブラジル大統領選で”極右”が当選。世界的な極右の台頭とグローバリズムの終焉で、日本はどうするべきか?

どうも、なおっちです。

 

さてさて、ブラジルの大統領選挙が行われ、”極右”と言われるボルソナロ氏が当選しました。

極右ボルソナロ氏が勝利=来年1月就任-ブラジル大統領選:時事ドットコム

 

”極右”とはあまり言いたくないですが、世間的にはそう呼ばれているので、ここでもそう呼ぶことにしましょう。

 

思い返してみれば、トランプ大統領の当選、イギリスのEU脱退、ドイツの移民政策失敗による極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の台頭、さらにスウェーデンの”極右”政党「スウェーデン民主党(SD)」の勢力拡大、そして今回のブラジル大統領選と、”極右”の台頭が続いてきました。

 

日本では、日本第一党という、これまた世間的には”極右”と呼ばれる集団が、知名度を伸ばしています。

 

近年のグローバリズムに逆流するかのように、極右が勢力を伸ばしてきたという世界の流れは、もう無視できませんね。

 

そんなわけで、「グローバリズムが停滞する中で、日本はどういうポジションを取っていけば良いのか?極右とは何なのか?」っていう事を考えたいと思います。

 

目次

 

世界的な”極右”の台頭と、日本のこれからを考える。

 

自国第一主義への回帰はごく普通の現象。グローバリズムへの壁は高い!

やはり、最近の世界の流れは、グローバリズムによって疲弊した国の状況を見て、国民が現実と向き合い、行き過ぎた理想主義へストップをかけた結果でしょうねぇ.....。

 

僕自身、グローバリズムはもはや止めようがない世界のトレンドだと思っていました。

国と国との壁は無くなって、全ての国の人が自由に行き来できる世界が間もなく来て、今はその途中なのだ、と......。

 

しかし、現実はそんなに簡単では無かったですね。残念ながら......。

ドイツは人道主義で、アフリカの難民を受け入れました。しかし、優しさで入れたはずの移民が、ドイツ国民の生活を脅かしていきました。2015年末のケルンでは、アフリカ系の人間1,000人による集団暴行事件が起きましたねぇ....。アレは今でも衝撃的です。

 

スウェーデンでも、同じように難民によって社会保障が圧迫されたり、治安の悪化が現実問題となってきました。

 

トランプ大統領は「アメリカ・ファースト」を掲げ、アメリカを再び強い国にしようと頑張っています。その結果かは分かりませんが、今のアメリカは経済が好調だそうで...。

 

んで、今回のブラジル大統領選では、元軍人のボルソナロ氏が当選しました。

彼は右翼らしく、刑法の強化などを唱えています。また、中国資本のエネルギー事業や食品事業への進出を警戒しています。

過去に軍事政権を称賛していたり、ちょっとそれは......という部分もありますが、でもそれを支持したブラジル国民が居たのも事実で...。ちなみに得票率は53%くらいだったそうです。

 

ヨーロッパではアフリカ系の移民、そして世界的には力を強める中国への危機感が、極右の台頭と自国第一主義への回帰を促しているようですねぇ....。

 

あらゆる国の人々が、世界中を自由に行き来できるようなグローバリズムが、いよいよそこまで迫っているのか....って感じでしたが、やっぱり現実はそんなに簡単じゃないですね。

 

まぁ現実的には、文化も経済力も言葉も違う人間が、急に一緒に生活したりとか、そんのはムリなんですよねぇ...。

考えてもみれば、日本人同士だって色々ある訳で.....。僕が住んでいる北の方と、関西の方とか沖縄の方とかでは、明らかに県民性も違うし、急にそこに住めとか言われても、けっこう困りますよね。

 

それを違う国でやれって、それはますます無理なんですよねぇ....。ましてや、裏で何をしているのか分からない中国などの国が自分の国に進出しているのは、誰だって怖いです。

という訳で、この世界的なトレンドはごくごく普通の現象だと言っていいでしょう。

要は、我々が現実を見ずに理想へと突き進み過ぎたんですねぇ。現段階では国と国との壁と言うのはまだ高い訳で、そこを無視して融和を進めても、やはり犠牲になるのは自国の国民なんだよ、というのが分かりました。

 

やはり自国第一主義というのは、まだまだ世界の国々の基本になりそうです。コレを無視すると、後でとんでも無い事になると、思っていて良いでしょう。

 

大人しかった日本でも遂に自国第一主義が到来!

んで、我が日本はどうか?

日本は長年、中国や韓国との融和を進めてきました。外国人労働者も増え、現在では100万人を超える外国人が日本で働いています。

このまま周辺国との融和が進んで、アジアは一つの経済圏を形成して世界一のマーケットになるのかな.....と思っていたら、中国は日本への対抗心を強めてきましたね。尖閣諸島での衝突を機に、戦闘機を領空に侵入させたり、「ホントに日本と仲良くする気はあるの?」と思えるくらいです。

また、韓国では、慰安婦問題などを理由に日本に対して賠償と謝罪を求めてきています。慰安婦問題の有無について、ここで何かを述べることはしません。

が、日本において、グローバリズムが進んで自由に人が行き来するというような社会が到来することは考えずらくなってきました。

 

また、北朝鮮との拉致問題は未だに解決する見通しがありません。北朝鮮に拉致された可能性がある人間は国内で800人ほどいますが、帰って来たのはその中でもごくわずかです。

 

そこに、一つの集団の活動がクローズアップされるようになりました。「在特会」と呼ばれる集団です。

正式名称は「在日特権を許さない市民の会」で、在日朝鮮人が持っている特別永住権や匿名、土地の不正占拠などに抗議をする団体です。そして、その代表だった桜井誠氏は、日本第一党を結成しました。そして、その活動は全国に知られるようになりました。

 

やはり、韓国・中国・北朝鮮などの国が近くに居る中で、グローバリズムを進めるのは、少し無理があったようです。その現実を無視して、理想を手に入れようとすると、後で取り返しのつかない問題に発展するでしょう。

在特会日本第一党の出現は、まさに行き過ぎた理想を追い求める日本に待ったをかけたのです。彼らの台頭は、まさに起こるべくして起こったと言って良いでしょう。

 

自国第一主義は”極右”では無い!

さて、日本第一党は、日本の過度な融和政策に待ったを掛けるべく登場してきました。

国政において、日本には純粋な保守政党が無く、本来あるべく「自国第一主義」の政治を唱える人間も少ないです。

現在の自民党の安倍政権は、今までの政権の中では一番自国第一に近いですが、正直まだまだです。中国・韓国に対して、もっとNOを突き付けていかないと、日本はいつまでも利用されてしまいます。

 

世界の動向を見てみても、ますます自国第一主義への回帰が起こっています。

ドイツでは「ドイツのための選択肢」が勢力を伸ばしています。また、スウェーデンデンマークなどでも、”極右”の存在が大きなものになってきています。アメリカやブラジルでは、他の候補を抑える形で、保守系の大統領選が勝利しました。”極右”の台頭は、もう無視できないのです。

 

やはり、自国第一主義というのは政治の基本なのです。そこを見ずに、融和とか統合とか、人道主義とか聞こえの良い理想を追い求めると、取りかえしのつかない事態になりますよ。それは今のヨーロッパが証明済みです。

 

彼らを”極右”と呼ぶのは、ある意味では逃げです。政治の本来あるべき態度から、目を背けているだけです。

 

”極右”というのは「排他的」とか「レイシズム」を想起させますが、今勢力を伸ばしている人間たちを、そのような”極右”という言葉で例えるのは、問題があると思います。彼らは今や世界のスタンダードであり、、自国の利益を最優先する純粋な「保守」と言うべきでしょう。

 

自国の利益を損なう恐れのある物事には、NOを突き付けないと犠牲になるのは自国民で、結果なにも変わらないのです。

 

それを理解していない人間たちの方が、よっぽど罪は重いでしょう。政治家なら、当然です。

もう彼らを”極右”と呼ぶのは辞めませんか?一度、過度なグローバリズムや理想を見直して、基本に立ち返りましょうよ。じゃないと、後で信じられない光景に出会いますよ。

 

日本はどう立ち振る舞えば良いのか?

さて、では日本はどういうポジションを取ればいいのでしょうか?

 

まず、日本は欧州で進められてきたグローバリズムとか、人道主義からは距離を置きましょう。問題が多すぎる事が、すでに明らかになってきています。 

 

次に、国防のシステムをしっかり整備しましょう。チベットウイグルなど、侵略されるのは常に弱い国です。戦争に巻き込まれないために、抑止力を持ち、二度と戦争をしない国に。理想論では国は守れません。

 

また、自国の利益を損なう人間たちには、断固として声を上げましょう。自分たちへ敵意をむき出しにして来る人間たちを見逃すのは、コレも逃げです。

良い外国人はいますし、そういう人は大切にすれば良いですし......。いずれ、大事にすべき人を間違えると、自国の存亡に関わりますよ。

 

韓国との間では、未だに戦後の賠償と謝罪を求められます。1965年の日韓基本条約で、当時の国家予算の2倍の約8億ドルを支払い、謝罪と賠償は全て済んでいる事になっているのに....。

元徴用工訴訟、日本企業に賠償命令…韓国大法院 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

こういう国と仲良くしようとする事は果たして正しいのでしょうか?果たして、それはホントに日本人の暮らしを良くするのででしょうか?”極右”が台頭してきている今、日本も現実を見て、国営を重視すべき時期に来ているのではないでしょうか?

 

この流れは、一度世界に「現実を見ろ」と警鐘を鳴らしているのでしょう。

いずれ、まだ完全なグローバリズムの到来はあり得ません。これを機に、日本も一度現実を見て、行く末を決めていかないといけないでしょう。

 

 

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