日産のゴーン会長逮捕。最もダメなのは決算書に嘘を書くことだ!
罪名は金融商品取引法違反。決算書に虚偽の内容を記載したことが原因だったようです。
いわゆる「粉飾」というヤツなのですが、コレは株式会社が一番やってはいけない事なので、悪い人ははやく捕まって欲しいなぁと思っています。
何か色々と噂が立っていますねぇ。
「日産とルノーの不仲」とか、「ゴーン社長はコストを削った一方で自分の所得を少なくして卑怯だ」とか、「日産の反撃だ」などなど、いろんな方面から批判が来ているようです。
しかし、それは本人たちにしか分からない事も多いので、その点については警察が地検などがしっかり操作をして、悪い人をしっかりと罰してくれればいいんじゃないでしょうか。
んで、僕が思うのは、やはり粉飾は良くないよという事です。
決算書というのは、我々が知れる数少ない重要な情報なわけです。
それを読んで、投資家はその会社の株を買うのです。
しかし、その書類で虚偽の内容の記載があったらどうでしょうか?
その会社はもちろん信用できなくなります。他の会社の決算書もウソなんじゃないか?という心理が働いて、会社にお金が集まらなくなりますよね。
その結果、株価が下がって日本経済全体が悪化したら、消費者や労働者も苦労する訳です。
なので決算書に嘘を書くのは絶対にやってはいけないのです。株式市場を欺いた罪は重いのですよ。たとえ軽い数字の違いであっても....。
ゴーン会長だけでなく、財務や経理部門の人間や監査の人にも罪のある人間が居る可能性がありますね。だったら、キッチリ責任を取って欲しいです。
もっとも、最近の日産自動車は業績も良いです。親会社のルノーの売り上げを超えていますから、今後は関係を考えていく必要があるかもしれません...。
日産のクルマは良いクルマがいっぱいあります。フェアレディZとかGT-Rとかスポーツモデルも販売しているメーカーですから、今後も良い業績を保ってほしいなぁと思ってます。
ちなみにゴーンさんは、「コストカッター」と呼ばれるほどコストカットを重視した経営者でありながら、決算書に報酬を少なく記載したというのは、まぁセコイと言えばセコイとも思いますが。個人の感想なので、その辺は皆さんにお任せします。
ちなみに、ひげ男爵のひぐち君の逆で「ひぐちカッター」というのがありましたが、それを今回のゴーンさんの「コストカッター」で思い出しました。あの人、いま何してるんだろ....。
GT-R、フェアレディZを残してくれた経営者なので個人的には好きなのですが、果たしてどうなる事やら....。
やれやれ、いずれ決算書に嘘を書くのは、たとえどんな小さなことでもダメだよ、という事です。はい。
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