ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

読書感想:水野操著『あと20年でなくなる50の仕事』2 未来のお店でのお話が理想過ぎて面白すぎる

どうも、なおっちです。

AIによって人々の労働がどう変わっていくのかを示した『あと20年でなくなる50の仕事』。このなかで、未来のお店の話をしている部分があるんだけど、これが面白い。

 

なので、引用して皆さんにも紹介するよ。

 

 

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 雑居ビルのエレベーターを降りると、すぐに居酒屋の入り口だ。「いらっしゃいませ」と声をかけるのは人型のロボット。人数を確認すると、横から下に車輪のついたロボットが出てきて先導する。そんなに幅の広い通路ではないが、ルンバよろしく器用に動き回る。席に着くとテーブルにはタブレットとリーダー端末がある。ロボットが、リーダーにお財布携帯をタッチするように促してきた。言われた通りにするとタブレットのスクリーンが点灯し、チェックのボタンの表示が現れた。タッチするとメニューの画面に変わり、これで注文ができるようになったとりあえず私と妻は生ビールを、娘はオレンジジュースを注文してから、その日のおススメを注文することにした。ただ、なかには聞きなれないメニューのものがあったので、メニュー表示の上にある「?」をマークをクリックすると、ボイスロイド「音声合成ソフト」の声で「何かご質問でしょうか?」と聞いてきた。いったいどんな料理か、写真だけではよくわからない」と言うと、このタブレットの向こう側にいるAI(人工知能)が詳しく説明してくれた。案外人情味もあるAIで、気の利いた説明をしてくれる。

 

正直なとこ、料理のあじはごく普通といったところだが、値段なりだしサービスもきわめてスムーズだったので3人とも満足することができた。タッチパネルで「お会計」をタッチすると、注文した者の一覧が出てきた。会計は電子マネー、クレジットカード、現金のいずれかを選択するように促されたので、電子マネーを押す。チェックイン時のものでいいかどうかの確認が求められたので「OK」をタッチすると、「チェックアウト完了」の表示が出た。レシートは私の登録メールアドレスに送られた。そう言えば、ときおりテーブルの間を回っているマネージャーの男性以外、この店では人間の姿を見ていない。

 

 

 

まず、ロボットが接客って、凄く面白いじゃん。変な人間が適当にやるより全然良い。

 

そして、注文をタブレットで聞いてくれるのも良い。

既にかっぱ寿司やいくつかの居酒屋で採用してる。その方がスムーズで簡単だし、何より店員の聞き間違いが無くて良いんだよねぇ。まぁ、こっちが言い間違える事もあるけど(笑)。

 

安い居酒屋の店員さんって適当だし態度悪い奴多いから、イラッと来るんだよね。

あと僕は基本的にコミュ障なので、出来れば知らない人に話しかけたりとかしたくない。だから、タブレットでポチッとするだけで注文が完了して、料金まで分かるのは凄くありがたい。その方が店側も楽でしょ。

 

高級料亭やバー、マスターのトーク目当てで行くような個人経営のお店以外は、注文も会計も全部自動で良いんじゃないかな。気軽に飯食ったり酒飲んだりする店で、店員の接客とか要らないでしょ。ウザいし、話すの面倒だし(笑)。

 

牛丼店とかファストフード店もこうなれば良いなぁ。ハンバーガーの名前を言うのは面倒だから嫌なんだよね。席に座ったらタブレットでワンタッチ注文の方が絶対良いよ。そもそも、僕はマックの店員の中途半端な態度が大嫌いだ(笑)。牛丼も「並盛」とか、人間が聴くの非効率だよね。

 

この本に書いてある事、近未来的で良いじゃないか。ホントに素晴らしい。ロボットが説明するのを早く見てみたい。

 

僕は読んでいてとてもワクワクした。こんな未来が早く来ると良いなぁ。まぁ、それは残酷な現実でもあるんだけどね。

 

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