ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

映画『ダウ・ナターシャ』は製作コストを感じない歴史的駄作。

こんにちわ、なおっちです。ブログで生き恥を晒す26歳です。

 

ソ連をモチーフにした『ダウナターシャ』という映画を観てきました。劇場の本編前の予告があまりに良さそうだったので。予告編はコチラ。


「ソヴィエト連邦」の記憶を呼び起こせ。ソ連全体主義を完全再現/映画『DAU. ナターシャ』特報

 

今は亡き謎の国。鉄のカーテンに包まれた、少しロマンさえ感じさせるソ連は、今では「共産趣味者」というファンさえいますね。僕もソ連には謎のカッコ良さを感じます。こういう本も読んでたりします。

いまさらですがソ連邦

いまさらですがソ連邦

 

 

んで、本作。製作費とかオーディション参加人数とか、とにかく規模を押し出した宣伝に興味を持ち、いざ観賞。どれだけ凄いのかと待機中も期待に胸とアソコを膨らませます。

 

ところが、これが全く微妙。いや何て言うか、そこまで衝撃でもないし、ストーリーも無いし、何が伝えたいのかも分かりません。一つ一つのシーンも長くて飽きるし、セックスシーンも尋問の場面も、迫力に欠ける。韓国映画の『チェイサー』とか、日本でもバイオレンスの面白い映画はありますが、それに免疫をつけられた人からすると、何もないと言えるくらいです。という訳で駄作です。しかも製作にコストが凄く掛かったというらしいので、本作は歴史的駄作になるでしょう。

 

やはり宣伝て上手く作られてますよね。広告会社が一般人に向けて、「こうすればウケる」というノウハウを詰め込んで作っているのでしょう。僕もそれに乗せられました。

 

しかし、製作費とか、構想期間とか、オーディションの参加人数て、そもそも映画本体とは関係ないですよね。それを推してくるとは、映画としてはイマイチという事実を暗に示していると、裏を返せば言えるわけです。騙されましたよ。

 

本当にいい映画はストーリーを推すのです。映画の本質はそこです。そこではない所を前面に出すのは、そもそも映画としてはつまらない事を改めて感じました。劇場で流れる予告というのは良くできているよ。本当に。

 

本作を見た人で、宣伝文句の莫大な製作コストを感じたヒトっていたんですかね?だって出てくる人も少ないしセットも安っぽいし、一つのシーンも長くて場面数は少ないし。むしろ小規模な低コスト映画にすら思えますよ。だったら最初から低コストで売れば良いのに。「めっちゃ金と時間が掛かりました」って言ってショボいもの見せるより、安く作ってそこそこ面白い方が、観てる方も良いし話題になりますよ。パラノーマルみたいにさ。

 

まだ公開してる劇場があるなら気を付けた方が良いですよ。普通の日本映画を観てた方が全然いいです。最近見たのだとこの辺ですが、傑作とまではいかなくても120%面白いですから。やれやれ、本編前の予告には気を付けましょう。

 

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