【グランツーリスモsports】 ランエボ10とR34でバトルしてみた。
今回は、国産車を代表する2台である、ランサーエボリューションとR34スカイラインGT-Rで、バトルをしてみました。コースはニュルブルクリンクです。
僕がドライブするのはランエボで、ゴーストは僕が11秒を出した時のスカイラインです。
条件は
・タイヤは両方スポーツハード
・パワーと重量は両方ともノーマル
という感じです。サスペンションなどは適度に固くしてあります。
スタート直後はほぼ互角。特にコーナーのツッコミではランエボが一歩リードする展開です。やはり最新マシンは速い!特にランエボは軽いですからねぇ.......。
と思ったんですが、今のランエボは1500キロくらいあるんですねぇ。エボ6のRSとかは1250キロくらいだった気がしたのですが......。すごく重くなってますな.....。
そんな事言っていると、スカイラインが立ち上がりで差を付け始めます。1:30秒あたりの高速コーナーからの立ち上がりで、スカイラインがじわっと前に出ます。何でだ......?ベストモータリングなどでは、ストレートはほぼ互角か、下手すればランエボの方が速かった気がしたのですが.......。
考えられるのは、ランエボのギア比が合っていない事。5速が離れすぎていて、パワーバンドから外れてしまうんですよねぇ........。ラリーカーなら、しっかりクロスミッションにしてくれないと。そして、何で5速なの?インプも今は6速だぞ。どうしたランサー.......。
ただ、小さいコーナーはすごくグイグイ曲がっていきます。2:50秒あたりのタイトコーナーの連続では、アクセルコントロールでフロントがグイッとインに入っていきます。やはり、AYCが効いているのでしょう。
でも離れていくスカイライン。3秒くらいの全開区間があると、グイグイ前に出て行きます。特に4速からの伸びがまったく違いますね。クソ、こんなはずでは..........。
4:30秒あたりでは、前を行くスカイラインが見えなくなってきます。
「コーナー一つ抜けるたび、確実に差が開く......。俺とアイツの、どこがそんなに違うってんだ⁉」という中村賢太君のセリフが頭を過りますね......。
バンクを抜けて「そこにいるはずだ」と思っても、もうスカイラインははるか遠くに行っています。コーナーの連続するコースでは、明らかにランエボの方が上のはずなのに.........。
6:00を過ぎたあたりで、もう勝負の行方は見えてきました。ここまで離されるとは思っても無かったな.......。
でも、バンクを抜けてからの中速コーナーが連続する区間は、すごく軽快です。アクセルの加減で車が曲がっていくし、アンダーが出てもコースアウトする気配はありません。むしろ、スカイラインだと重さでズルズルっと行っちゃう時があるのですが......。電子制御の効果は絶大です。
その後も軽快な走りを見せるも、スカイラインの背中は見えず、長いストレートでは妙に離れている5速にストレスを感じますね。最高速は245キロでした。あんまり伸びないですね。まぁ、ランエボはラリーカーですから......。中間加速重視なんです。
タイムは8分19秒。そこそこ速いし、中低速コーナーではすごくクルクル曲がるですが、スカイラインには及ばず.......。
ニュルブルクリンクみたいな大きなコースでは、スカイラインが有利なようですね。長いストレートと、コーナーの立ち上がりで、スカイラインは凄く早かったです。
ランエボはラリーカーベースなので、小さいコーナーが続く筑波や峠のようなコースで、その速さを発揮するでしょう。
僕はスカイラインが好きですが、ランエボがここまで差を付けられるとは思ってなかったな.........。
軽量コンパクトなボディにターボと4駆で武装しているのが、最愛の強みだったのですが、エボ10は1500キロくらいで、スカイラインとそんなに変わらないですからね.......。
エボ10は悪くないですが、やはりエボはもう少しコンパクトなボディにして欲しいですね。