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読書感想:『原因と結果の経済学』因果関係とは何か、を知るのに適切な入門書

上から目線でこんにちは、なおっちです。

 

今回は『原因と結果の経済学』という本をを紹介。因果関係と相関関係についての、良い入門書だったぞ。

ホントに因果関係にあるのか?を考えるための手法が、具体的な通説を用いて解説されている。

 

通説というものが世の中には溢れるほどある。しかし、それは本当なのか?因果関係にあるのか?それを考えるためには、因果関係なのか相関関係なのかを区別する必要がある。

 

考える力を付けたい人や騙されたくない人などは、一回手に取ってみてくれ。そして、原因と結果を正確に捉えられる人になろう。

 

「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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  <はじめに>

 

経済学では、「2つのことがらのうち、どちらかが原因で、どちらかが結果である」状態を、因果関係があるという。(中略)一方で、「2つのことがらに関係があるものの、その2つは原因と結果の関係にないもの」の事を相関関係がるという。(P3)

 

(前略)因果関係と相関関係を混同してしまうと、誤った判断のもとになってしまう。(P3)

 

日常生活の中でも、因果関係と相関関係の違いを理解し、「本当に因果関係があるか」を考えるトレーニングをしておけば、思い込みや根拠のない通説にとらわれることのなく、正しい判断ができるだろう。(P11)

 

 

<根拠のない通説にだまされないために>

 

 2つの変数の関係が因果関係なのか、相関関係なのかを確認するために、次の3つのことを疑ってかかることをおすすめしたい。その3つとは、

1.「まったくの偶然」ではないか

2.「第3の変数」は存在してないか

3.「逆の因果関係」は存在してないか           

 

因果関係の存在を証明するために、原因が起こったという「事実」における結果と、原因が起こらなかったという「反事実」における結果を比較しなければならない。(P36~37)

 

ここで繰り返し強調しておきたい。因果関係を明らかにするための方法は1つではない。しかし、それらの方法に通底しているのは、「比較可能なグループを作り出し、反事実をもっともらしい値で置き換える」ということなのである。(後略)(P48)

 

 

因果関係がないのにあるように勘違いしてしまうと、間違った方向に進んでしまい期待した結果が得られない、という事が書いてある。

 

僕「○○する人は○○だ」みたいな言葉を、よく通説を疑いも無く信じる事がある

しかし、それって本当なの?それをしなかった場合は、どうなってたの?それが分からないと、原因と結果の関係にあるとは言えないよね。

 

それを考えるために、これは良い本だ。原因と結果を考えるための入門書だ。

 

原因が起こったという「事実」と、原因が起こらなかったという「反事実」を比べないと、因果関係かどうかは検証できない。そして、それはタイムマシンが無いと分からない。

 

だから、因果関係を明らかにするというのは、

「反事実」を出来るだけ正確に出すために、比較可能グループを抽出して、もっともらしい数値を出す作業

であるのだ。

 

ここ、僕にとっては新しい知識だったし、読んで良かったと思った。

 

この本の内容を全て知っている人は、絶対に少ない。

一見当たり前のようにだけど、大学を出た人でも理解できている人は10人中1人くらいだと思う。

 

だから、ぜひ一回読んで欲しい。

原因と結果をはき違えると、間違った判断や誤解を生む。そして、そういう人が何かを教えると考えると、恐ろしい。

 

第二章からは、具体的な事例ごとに比較可能グループを作って正確な数値を出し、反事実を作りだすかを説明している。これが、難しいけど参考になる。大学を出た人でも、新しい知識が多いはずだ。是非、読んでみよう。

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