読書感想:林修著『いつやるか?今でしょ!』3
今回は「勝ち易い場所で努力しろ」という内容だ。
意外と分かっていない人が多い内容だと思う。
無駄な努力をして、貴重な時間やお金を無駄にしている君は、まず考えてみよう。
<「勝ち易きに勝つ」道を選べ>
「大した努力をしなくても勝てる場所で、最大の努力をしなさい」
人間は万能ではありません。得意なことがれば必ず不得意なこともあります。楽に成長できることと、そうではないことの違いははっきりしています。しかし、それがやりたいことなのかはまた話が別です。だから、面倒なのです。(P169)
やりたい仕事と「勝ち易き」仕事が一致する人は幸せなひとです。何も迷うことはないでしょうから。しかし、多くの人はそれがずれるのです。だから苦しむのです。(P171)
<負けから学ぶこと、そして時に潔く負けること>
自分の負けるレースには参加しません。だから、僕は負けませんよと、本当に自信をもって言える人は、数限りなく負けてきた人なんです。ただ、負けてきただけでなく、そこから多くのことを学んだ人なんです。(P176)
自分の負けパターンを知っている人間は強いものです。こういうときはマズい、修正を図ろう、あるいは撤退だ、と迅速かつ冷静に判断できますから。(P177)
・楽に勝てるところで、最大の努力をする
・負けて適性を知る
ここに書いてあるのは、そういう事だ。
これ、凄く大事なんだよね。でも、分かってない人が多い。
楽に勝てる所で努力すれば、周りとの差はどんどん開く。自分の地位を揺るぎないものに出来る。
そして負けて適性を知れば、無駄な努力で時間やお金を無駄にする事が無くなる。
世の中の人は、これを知らなすぎ。みんな無駄な努力で時間を無駄にしてるし、そもそも適性を知らない人が多すぎ。
例えば、部活。
練習しても上手くなれない人や、いつまでも試合に出れない人が、いつまでも続けているのをよく目にする。
それは時間の無駄だから、早く部活を変えるべきだ。残酷だけど、それが真実なんだよね。
自分の適性を知れば、そういう事は起こらないと思うのだが。
僕はめっちゃコミュ障で、人に話しかけるのが凄く嫌い。それを無理に治そうとしても、無駄。元々コミュ力に長けている人には、勝てないんだよね。
まずは適性を知る。そして、そこで努力する。これが、どれほど大事か。
皆にも気付いてほしいなぁ。