ぼっちですが何か?

地方国立大卒ニートの生活記録。精神病持ちです。

映画感想:「インセプション」 何回も観る気にさせる難解な「夢」映画。

意識を植え付けるために、夢の中に入り込むという斬新な映画。

あり得なそうな設定とストーリーの中にも、しっかりリアリティを持たせています。そのおかげで、話に入り込みやすいです。90点。

 

監督:クリストファー・ノーラン

キャスト:レオナルド・ディカプリオ, 渡辺謙, ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エレン・ペイジトム・ハーディ、他

上映時間:2 時間, 28 分

 

 

 

あらすじ

人の夢に入り込んで、その考えを盗むことができるドム・コブ。

彼は、人が一番無防備になる「夢」に入り込み、情報を盗む企業スパイだ、

 

日本人の「サイト―」からの依頼で、ライバル企業を潰す計画を実行する。

社長の息子であるロバート・フィッシャーに、今度は、情報を盗むのではなく、「会社を潰す」という印象を与える”インセプション”を遂行する。

 

夢を作るアリアドネ、鎮静剤を調合するユフスらの協力を得て、フィッシャーと夢を共有したドムやサイト―は、無意識のより深くまで入り込む。

 

しかし、フィッシャーは、自分の夢を守るための警戒をしていた。ドムらに想定外の敵が襲う。そして、ドムの中には、死別した妻の姿が......。

ドムは彼に”インセプション”を実行することができるのか?

 

 

ザックリ感想

「夢(潜在意識)に入り込む」というアイデアがすごく面白い。夢を作るとか、夢が数段階あって、互いに関係しているとか、そのような設定が物凄く斬新です。

 

しかし、「夢の中に入って、印象を植え付ける」という、あり得ない設定の中にも、しっかりリアリティを持たせています。

例えば、「夢」というのは、起きるまで、それが夢だというのには気付かないものです。

そして、夢は次々と連続しています。思い返してみると、「あぁ、すごく関係のない夢を何個も見ていたな」と気付きますよね。

 

この映画では、その夢の連続が、「より潜在意識の深くに入っていく事」だそうです。確かに、連続して夢を見ているというのは、より自分の意識が深くに行っていること、なのかもしれませんね。

 

小難しいけど、それなりに理解できると(した気になると)面白い映画です。難しそうと敬遠している人は、一回観てみましょう。案外そうでも無いですから。

 

 

冒頭から夢。

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非常にややこしいんですが、この映画は冒頭から夢なんですねww。いや、最初くらいは現実から始めろよ.....と思いますが。

そして、「コレは夢ですよ」という説明も後からなので、一回目に観た人は、この辺でゴチャゴチャになるでしょう。

 

でもコレは、「なんだ、いきなり夢かよ~」という楽しさなんです。こういう難しそうな映画は、まず冒頭は簡単に入って、徐々に謎を深めていくというのが定石だと思いますが.....。

それをあえてせず、「ハイ、コレは夢でした。騙されましたね」みたいな、製作陣の挑発を感じます。

でも、本番はここからです。ここで騙された人でも、”インセプション”はここからですから......。

  

 

夢に入る、夢を作る、夢が重なる

この映画のアイデアってホント面白いですよね。「夢に入り込む」って。こんなの思いつく監督のセンスって、やっぱりすごいですね。

 

そして、その夢を「共有する」「作り出す」というのも面白いです。

ディカプリオ演じるドムは、夢に入り込んで、印象を「植え付ける」という任務を遂行します。

そのため、そのターゲットが見る夢を作りだして入り込む、つまり「共有」する必要があるんです。

夢を作るってwww、なかなか出来るモノじゃないですよね。無意識に見る物ですから......。

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「夢を作る」スペシャリストも、また存在してしまうんですwww。アリアドネという女子大生です。

誰か、僕にも夢を作ってくれよ。すっごい良い夢だったら、僕だってこの映画のドムみたいに50年くらい夢を見ていても良いのに......。もう目覚めなくて良いですね。

 

 

その夢には段階があって、より深い潜在意識(夢)まで入っていくことができます。そして、上の層の夢(浅い意識)の方と、下の層の夢(深い意識)は、実は繋がっていると.....。

なので、浅い夢の方でアクシデントが発生すると、当然深い夢の方でもマズイ事になります。

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たとえば、一層目の夢の方で敵が銃撃してくると、2層目の夢ではガタガタガタ......と地面が揺れ始めます。

「別の夢なんだから、関係ないんじゃない?」と思われる方もいるでしょうが、

「夢を見ているのは同じ人で、その中で何かあったら、それは、意識に影響を与えるんだから、無関係なワケないっしょ」、と言うのが僕の持論です。

だって、夢を見ている途中で、現実の方で何かあったら、ちょっと影響してくるでしょ?良い夢見ていたのに、音が鳴ったり地震が来たりしたら、途中で悪夢になったりするでしょ?

 

そして、深い意識(夢)に入っていくと、目覚めるのも難しくなります。

1層目→2層目→3層目と、順番に深い所に入っていくと、目覚めるのも、3層目→2層目→1層目と、順を追わなければいけないのです。

当然、深い意識(夢)で目を覚ませなければ、浅い方にも復活できず、現実に帰ることも出来ないのです。

人の深い所に入るのは、それなりにリスクが伴うもので、下手すると自分(現実)に帰れないかも......。現実でも夢でも、それは同じみたいです。

 

 

テクニカルな中にもラブストーリーがある。

ドムは妻を殺した罪で国際指名手配犯になっています。

そんな死んだ妻が、夢の中に登場し、ドムは困惑します。

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「コレは妻と住んだ家で、コレは妻の生まれた家で....」と、ホントはいけないのに、妻を無意識に登場させてしまうのが切ないです。

 

実は、その妻とは50年間夢を見ていて、妻はどうしても夢から覚めたくなくて......ってなっちゃうんです。夢は良い事だけじゃないですね。

 

 

何回も観て理解しよう。

ムズカシイ、と思って避けていたけど、観ているとコレがめっちゃ面白い。

「何回でも観て、ぜったい理解してやる」みたいな気にさせてくれます。

イデア、設定、ストーリー、キャスト、どれも退屈させません。「コレがどうで、コレがこうで~」みたいに考えさせてくれます。

 

そう言っている僕でも、冒頭と最後の、年老いたドムとサイト―の二人が「お前は夢で逢った奴か?」と言うシーンの意味が理解できません。

いや、コレどういう意味なんですか?分かった方、ぜひ教えて下さい。

 

みんなも一緒に、夢の中へ入りませんか?よりふか~い所まで、一緒に行きましょうよ。まぁ、目覚められるかは分かりませんが.......。

 

この映画はAmazonプライム・ビデで視聴できます。

 

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