ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

イニシャルDについて考えてみた②名シーン集その1

随分前に書いた記事が思ったよりも読まれているようだ。そこで、その第二弾。今回は、名シーンについて語る。

どのバトルも神業が登場するから、どのシーンを名シーンにするか悩む。今回は、誰もが納得するようなシーンを集めたぞ。

 

それでは、レツッゴー。

 

 ・拓海と啓介の最初の出会い(拓海VS啓介)

啓介が拓海と最初に出会ったシーン。ここで二人が出会わなければ、啓介は拓海のハチロクを知らかっただろうし、翌週の交流戦に拓海が出てくる事も無かった。全ての始まりとなったこのシーンを、外すわけにはいかない。

「コーナー2つも抜ければ、バックミラーから消してみせるぜ」と言う啓介。しかし、拓海のドライブするハチロクはどんどん近づいて来る。

 そして、拓海は啓介に慣性ドリフトを見せつける。「レッドサンズでもあの技を使えるのは兄貴くらいだ」と語るように、啓介は豆腐屋のハチロクに完敗を喫するのだった。啓介は拓海を「秋名山で死んだ走り屋の幽霊」と語っている。

全ての始まりとなったこの場面を、名シーンと言わずに何言うか?

 

 ・拓海、溝走りで啓介をぶち抜く。(拓海VS啓介)

レッドサンズとスピードスターズの交流戦。啓介が拓海へのリベンジに燃える。

5連ヘアピンに差し掛かった両車。コーナリングに備えてアウトに行く啓介のFDに対し、拓海はインベタをキープしながら速度を落とさずにクリア。そして、そのまま差を広げてゴール。「秋名のハチロク」の記念すべきデビュー戦になったシーン。ヘアピンなのにベレーキングしねぇ?と、啓介はまたも拓海の神業に驚かされるのだった。

拓海の初バトルにして秋名のハチロク伝説の始まり。やはり、このバトルを外すことも出来ない。

 

・中里、大事なところでアンダーステア発動。(拓海VS中里)

ナイトキッズの中里と拓海のバトル。

しまったぁ。重要な所でアンダー出しちまった!と言い、拓海の進入スペースを与えてしまった中里。フロントヘビーなR-32で、ブレーキとタイヤが苦しくなってきた中、最後まで良く戦った。この後、彼はガードレールに接触。故障はしなかったが、GT-Rのリアバンパーには傷が付いた。板金王の誕生。

 

・慎吾のタックル→拓海がかわす→慎吾クラッシュ(拓海VS庄司慎吾)

突如始まった拓海VS慎吾のガムテープデスマッチ。慎吾は同じチームの中里を蹴落とすべく、秋名のハチロクに危険なバトルを挑む。

再三拓海をクラッシュさせようと卑怯な手を使う慎吾。しかし、それをクリアし速くなっていく拓海に、遂に最終手段を取る。「このバトルの結末は、ダブルクラッシュと行こうぜ~!」と拓海に捨て身のタックル。拓海はそれをかわし、慎吾のシビックはクラッシュ。「俺のEG-6、ボコボコだ」と、涙ながらに拓海にバトルを仕掛けたことを後悔するのだった。

ちなみにこの後、後を付けてきていた池谷らによって病院に運ばれた。大事には至らず。

 

・同じスピードで飛び込めない。俺とアイツの、どこがそんなに違うんだ?(拓海VS中村賢太)

レッドサンズの劣等生、賢太君と拓海の妙義でのレインバトル。排気量の差で差を広げる賢太のS14だったが、コーナーを抜るたびに拓海が迫って来る。そして、拓海に抜かれ、どんどん差を広げられるのだった。ちなみに、コミックでは清二の乗るエボⅣが登場。二台に抜かれる賢太君もまた、良いじゃないか。

 

・啓介、アウトから神ツッコミで逆転(啓介VS中里)

妙義でのヒルクライム。レッドサンズの啓介がホームの中里GT-Rに挑む。個人的に大好きなバトルの一つ。雨降る中での接戦となった。

最終コーナーまで中里がリード。ここで、啓介は賭けに出る。アウトからレイトブレーキングで突っ込み、GT-Rを抜きに掛かる。「行ける。手ごたえはある。俺のFDが、行けると教えてくれている!」と愛機の声に耳を傾け、立ち上がりで前に出る黄色のFD。啓介は鼻の差で見事に勝利するのだった。バトル後、「長生きできないタイプ」と中里に言わせる啓介が、最高にカッコいいのだ。

 

・拓海、オーバースピードでアンダー発生。涼介に抜かれる。(拓海VS涼介)

アニメではファーストステージのラスト。漫画だとかなり最初の方だったかな?いずれ、この二人のバトルは「秋名のハチロク編」のハイライトの一つ。

一気にスターダムを駆け上がった拓海と、「赤城の白い彗星」と呼ばれた涼介。天才VS天才の、後に伝説として語り継がれるバトルになった。

後ろから凄いプレッシャーをかける涼介に耐えられなかった拓海は、突っ込み過ぎでアンダーステアを発動。アウトに孕んだ隙に涼介のFCがパッシング。「オーバースピードだ。ミスったな。曲がるもんか」、と冷静に抜いていく涼介もカッコいんだよねぇ。涼介ファンには堪らない一コマ。まさに涼介様様なのだ。何で白いFCってこんなにカッコいいんだろうね?涼介効果かな?

 

・拓海がラインクロスで涼介のFCをパス。その時、中里&慎吾は伝説的瞬間に遭遇。仲悪いのに息はピッタリ。(拓海VS涼介)

涼介と拓海のバトル終盤。涼介のFCに並んだ拓海のハチロクは、アウトから抜きに掛かる。有利なインにいるFCはクリップに付けず膨らんでいく。

一方、アウトからインに飛び込んでじりじりと前に出て行くハチロク。ここで二台のポジションは入れ替わり、拓海は逆転。「火花散らすラインクロス」というタイトル通りの幕切れだった。以降、このバトルは伝説として語り継がれる事になった。

立ち上がり重視の溝走りから追いついて、アウトから逆転するなんて、やっぱり拓海はミラクルボーイだ。やはり、主人公は一番カッコいいと思ったこのシーンは、漫画内でもトップ3に入る名場面なのだ。

 

同じとき、仲良くバトルを同じポイントで観戦していたナイトキッズの中里と慎吾。

二台のマシンが現れると、二人は何故かハチロクを応援。「インか?アウトか?アウトだと~?」と二人で叫ぶシーンも、これまた有名。拓海と涼介のバトルに上手く華を添えた。

フロントヘビーのGT-Rではあのようなコーナリングは出来ない、と中里。一方、FFのシビックもアンダー消すのに四苦八苦、と慎吾。FR車に否定的だった二人は。FRに乗りたくなったの模様。とことん仲の良い二人でした。

 

 

今回はアニメのファーストステージから、僕のベストシーンを紹介した。ファーストステージは何故か色々と見どころが満載なんだよね。おかげで、選ぶのに困ってしまったよ。

 

全て僕の独断と偏見で選んだから、「え?なんであそこが入ってないの?」とか、「それは大事じゃないだろ!」などの異論や文句も大歓迎。皆の意見があったら、コメント欄に書いてくれ。

 

今度はセカンドステージ以降のベストをやるよ。どんなシーンが入るのか?

 

  

 

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