岩手県の「八幡平アスピーテライン」と「樹海ライン」を走行。景色、道路ともに最高レベル。
みなさんこんにちわ。東北に住んでいるなおっちです。
今回は、岩手県の「八幡平アスピーテライン」を走行してきました。
眺めが凄くキレイで、適度に曲がりがある道路で面白かったです。また、温泉などの観光名所も多く、マジでおススメのコースです。
ちょっと遠くからでも来る価値があるので、紹介します。
目次
アクセスなど。
高速を降りてすぐ
今回、僕が走ったのはこのルートです。
「松尾八幡平IC」で降りて、県道43号に入ります。そこからずっとまっすぐ走って、右に曲がると、八幡平アスピーテライン(県道23号)に入れます。とても分かりやすいので、迷うことは無いでしょう。
近くにサッカー場
高速を降りると、サッカー場がありました。少年たちが汗水たらしながらボールを追っているのも良いですねぇ.....。僕にも、かつてはそんな時期があったのかな......。
岩手県では、この時期に大きな大会をやっているのかな?分かりませんが、良い場所ですねぇ.....。こういう場所でやったら上手くなるでしょう。頑張れ、未来の日本代表。
アスピーテライン入り口に休憩所。
アスピーテラインの入り口には案内所があります。僕も中に入りましたが、観光案内や、ちょっとした食べ物を売っています。
こちらで買ったカレーパンですが、そのあと公園で食しました。外のパンがモチモチしていて、カレーは濃い目で美味しかったですよ。
外では、たこ焼きを焼いているおじさんが居ました。何か聞きたい事があったら、こちらの職員に相談してみましょう。
岩手山がクッキリ綺麗。
そして!ここから岩手山を望めます。マジで近い.....。ここから、更に近づいていきますよ。
アスピーテラインに突入
序盤は低速コーナー&急こう配が続く難関セクション
いよいよ、アスピーテラインに入っていきます。序盤はヘアピンが多く、かつ勾配が急で難しいです。
シフト操作(シーケンシャルミッションなのでクラッチレス)とハンドルを切るのが忙しくなります。
「行ける、手応えはある。俺のFDが、行けると教えてくれている!」という気分にさせてくれるコーナーたち。
ちょっとオーバースピードで進入したいなぁ.......。出来ませんけど。そして、僕のクルマはFDではありませんwww。
でも、その方が運転している気がして、かえって楽しいです。普段走る道路は信号で止まって、ちょっと曲がるくらいですからね.......。ドライブするなら、やっぱり山でしょ。
途中に撮影スポットあり
上っていく途中途中に、クルマを停める場所がありました。ここで写真撮影などが出来ます。僕も車を停めて、ちょっと休憩。
これまで来た道を、ちょっとここで振り返ります。やれやれ、良い感じで曲がりくねった道です。
エキゾーストを響かせて上って来るクルマは無いかな......。と待っていましたが、なかなか大人しいクルマが多いですね。良くも悪くも。
そして、ここからも岩手山が見えます。さっきと比べて、より近くから。
岩手山は2000mほどの名峰です。近くからだと、より鮮明に感じますねぇ.....。若干雲が掛かります。あの辺のてんきはどうなっていることやら.......。
おなじ場所から、カメラの視点を少し左に変えて。
八幡平の山々と、岩手県の内陸部を、こちらから見ることができます。
高速を降りて、普通に山を登って来ました。しかし下を見ると、けっこう高いですね.....。遠くまで来たものだ......。しかし、まだ先は長いですよ。
今度は、これから行く道を見てみます。これまた面白そうな道です。
奥の左カーブが良い角度に曲がっていて、切れています。これから走る道を想像させますね。
クマが出るようなので、トレッキングをしに行く人は備えをしっかりと。この前は秋田で体長70mの巨大クマが出たそうですよwww(twitterより)
後半は直線が多い緩やかなセクション
先ほどのスポットを超えると、曲がりも勾配も穏やかになってきます。
この写真は、この旅の中でもかなり良いショットです。
真っ直ぐと続く道と、脇に生える緑、そして青々とした空。どうですか?見ているだけで、気分が晴れるでしょ?
この辺の景観の良さはレベル高いです。今まで走った道路の中でも最高じゃないかな......。
ちなみに、助手席から撮っています。運転しながら撮っている訳ではないので。
頂上に近づいてくると、雪が多く残っています。5月の末ですが、窓を開けると外の空気が冷たいです。季節が2か月ほど戻った、と思う程。
4月くらいだと、両脇に雪の壁が5mほどあるようです。冬の厳しさと長さを感じますなぁ.......。冬はどんだけ積もっているの?と気になっちゃいますね。
頂上は雪が残っていて寒い
頂上に到着。ちなみにここは、ちょうど秋田県と岩手県の県境にあたります。
駐車場には、名古屋、横浜、仙台、大阪、静岡などなど、岩手県外のナンバーが目立ちました。半分くらいは遠くから来ていたような......。
カッコいいクルマも多かったですね。インテグラR、ベンツSLK、スバルSTIなど、あまり見かけないようなクルマまでいました。やはり、山に来る人はクルマが好きなんですね。
こういうクルマを見ると、とっても嬉しくなるんです。「まだ走ってるのか~」とか「燃費悪いのに、よほど好きなんだなぁ....」と。僕もいずれ乗りたいですね。とっても良い光景でしたな。
真ん中に見える建物で休憩を取れます。登山の格好をした人が多かったです。この日は天気が良かったので、絶好の登山デーですな。
写真は展望台から。
今度は西側を見てみましょう。
街は見えません。見えるのは、所々に雪が見える緑の山々です。見渡す限り山。
でも、それで良いじゃないか。コレが本来の地球の姿なんだから。
人の手を加えない自然というのは、こういうものなのでしょう。どこに行っても、こういう光景と出会うのは、貴重なモノです。
山頂から「樹海ライン」に入る。
狭くて厳しいが、緑が近くに感じられる峠道
秋田県側に抜けることも出来るのですが、アスピーテラインを左に折れて、今度は「八幡平樹海ライン」を行きます。
先ほどのアスピーテラインとは変わり、こちらは両側に生える木が多いです。新緑が目に優しいから、窓を開けて走ると、より楽しく運転できます。
この樹海ラインは、道幅が狭く曲がりも急です。
少し降りていくと、ヘアピンカーブもチラホラと出現してきます。きっちりブレーキングして入ると、グルっと曲がる感覚を体感できます。
「日光いろは坂」つづら折りのコーナーのようです。「俺のエボ3は、曲がる!」っ言いながら、クルっと曲がってドカッと立ち上がるコーナリングをしましょう。嘘です。対向車に気を付けて、安全なドライブをしましょう。
温泉アリ
この道は温泉があるので、ちょっと寄ってみるのもアリです。
頂上付近には藤七温泉、下まで行くと松川温泉があるので、時間に余裕がある人は、ぜひ行ってみましょう。ゆっくり温泉に浸かれば、ドライブもさらに楽しくなるはずです。
樹海ラインを抜けて、県道2112号に入ります。平坦で、直線の多い道路です。
この辺だと街に近いので、ホテルとか色々ありますねぇ。疲れたら、この辺で休憩するのも良いと思います。
「県民の森」で休憩。
ここで、またちょっと寄り道。
「県民の森」という場所です。ゆっくり休憩できる、自然あふれる公園です。ここで、ぼおっとします。
緑の芝生と、そびえ立つ岩手山、そして虫たちが元気です。セミも鳴いていましたから、夏はもうすぐですね。さっきまで雪があったのに.....。自然とは面白い。
広々とした芝生で、ごろーんと横になると、凄く眠くなります。
ドライブの休憩にはとっても良いですね。僕はここで、さっき買ったカレーパンを食べましたが、美味しかったですよ。なかなかのカレーの味が濃かったです。
新緑。まさに新緑。葉っぱがキラキラと輝いています。
そして、この木の中ではセミが鳴いていましたね。夏が近いのか.......。嫌だなぁ夏。
東北は冬が寒いくせに、夏もかなり暑いんですよね~。やれやれ、バランスを取ってくれよ。
眺めが良く、走って楽しい山岳道路
アスピーテラインは、序盤はちょっとキツいけど、後半はゆる~くて眺めも良い道路でした。樹海ラインは両脇に木が生い茂っていて、緑を身近に感じられる道です。
特にアスピーテラインの眺めはサイコーです。全国屈指の道路なので、ちょっとした遠出に、おススメです。
ドライブ好きの皆さんは、ぜひ行ってみて下さい。
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