ぼっちですが何か?

地方国立大卒ニートの生活記録。精神病持ちです。

読書の感想:『M愛すべき人がいて』 キャラと素の間の苦労って、普通の人には分からないんだな..。

自転車で20km先の本屋まで行って、そこで本を読んできました。タチヨミストですね。広めようかなwww。ちなみにそれだけだと悪いんで、ちゃんと本一冊買いましたよ。

 

この前はひろゆき氏の『凡人道』を紹介しましたが、もう一冊、話題の『M愛すべき人がいて』を読んできました。

 

M 愛すべき人がいて

M 愛すべき人がいて

 

 

話題になり過ぎていて一部の書店では売り切れになるほどでしたね。僕の近くの書店では売り切れて読めませんでしたよ。だからちょっと遠くまでチャリで行ってタチヨミしてきました。

 

本書が売れている原因に、この本が浜崎あゆみさんについて実話に基づいて書かれていて、彼女が人気絶頂だった頃にファンだった人が購入していることがあるんじゃないですかね。あとは本が発売された当時はツアー中であることとか。

 

そんで内容は、デビューした当時の浜崎あゆみと、プロデューサーでありエイベックスの経営者だった松浦氏が出会って、恋をして、その後に....てな感じです。

浜崎あゆみと松浦氏が交際をしていたことが本書では明らかにされていて、それが売れている原因だったりもするのでしょうね。この辺もセールスの手段として上手いなぁって思いました。

 

最初は上手くトントン拍子で物語が進んでいくんですね。突然クラブで松浦氏が浜崎に出会って、彼女に歌の才能があることに気付いた松浦がプロデュースをして、デビューして、いつの間にか彼らは交際することになるんですね。

 

しかし、徐々にやはり少しのすれ違いが出てきます。浜崎は歌い手としてどんどんスターになっていくし、松浦氏は経営とか曲作りとかプロデュース業で忙しくなるし....。二人の関係も徐々にかわってきます。交際しているという関係から、歌手とプロデューサーとしての色がだんだん強くなってきて、男の女という関係性ではなくなってきてしまうんですね...。この辺が何とも悲しいなぁって思ってしまいました。

やはりいくら交際をしても、彼女らは元々は歌う人と、その人やその人の歌を作る人という関係なので、徐々にそっちに戻っていってしまったのかな、って思います。

 

浜崎あゆみ」という存在は、どんどん大きくなっていきます。でも、その「浜崎あゆみ」という存在は、言ってみると架空の人物なんですよね。キャラクターというか。おそらく松浦氏が「浜崎あゆみ」という人格を作って、それを浜崎歩(本名)が演じているというか。たぶんそんな感じなのでしょう。

本の帯にも書いてきますが、だんだんとその「浜崎あゆみ」が大きくなっていって、彼女や松浦氏にも、扱いができなくなるんですね。「浜崎歩」は、それを演じられなくなるのが辛いんだなぁって思いました。

そういうのって、わりと有名人とかではあるようですけどね...。その点、いつも素でいられる人は良いですよね。Hモンとかは、そういう苦悩が無くて良いですな、って思います。

 

決して面白くない訳ではないですが、やはり本書はセールスが上手いですよね。

浜崎と松浦氏の秘密を暴露する、という形で売り出せば、そりゃ当時のファンが真相を知りたくて買うわなって。話題作りが上手いですよ。

本書は実話を基にしながらも半分フィクションで、実話のうえに物語性を加えて面白くしている訳ですね。そこには著者の腕も少なからずあるとは思いますが、やはり本当のことを大々的に暴露する形にすれば、まぁ売れますわな...。って思いました。

 

でも、作られたキャラクターを演じるのって、本当に辛いんだろうな...。おそらくそれは凡人には分からないんでしょうね。やはりその人にはその人の苦悩があって、人間には悩みが尽きないという生き辛さがあるんだな、という人間であることの辛さを感じる本でもありました。終わり。

 

ちなみに僕も小説を書いています。無料で読めるので、時間のある人は見てくれると嬉しいです。

 

M 愛すべき人がいて

M 愛すべき人がいて

 

 

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