映画感想:「ミッション・インポッシブル ローグネイション」 ストーリーとアクションの両方が良い良作。
アクションとストーリーが良くて楽しめる映画。
テンポも良く、意外性もあるので、最後まで飽きずに観られる作品です。
おススメ度:★★★★★
目次
基本情報
2015年/アメリカ
監督:クリストファー・マッカリ―
キャスト:トム・クルーズ、ジェレミー・レナ―、サイモン・ベッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス。ショーン・ハリス、アレック・ボールドウィン、他
上映時間:2時間11分
あらすじ
不可能なミッションを遂行する特殊部隊(IMF)のエージェントのイーサン・ハントは、世界中でテロや暴力革命を企てていたシンジケートという組織を調査していた。
しかし、IMFは過去の調査方法に問題があると指摘され、CIAに吸収される事になった。
その一方、シンジケートは拡大を続けていた。
イーサンが立ち寄ったロンドンのIMFの基地に行くと、シンジケートの者に遭遇してしまい、気を失ってしまう。
そこを「イルサ」という女に救ってもらい事なきを得るも、イーサンとシンジケートの闘いは、激しさを増していく.......。
果たして、イルサとは何者なのか?そして、シンジケートの目的は?
イーサンの闘いが始まる......。
感想
人気アクションシリーズの第五弾。
一言で表現すると、すごく面白い。
アクションが特に良く、バイクでのチェイスシーン、敵のアジトに潜入するシーンは上手く作られてますね。
目が離せないほどの緊張感とスピード感がありました。
ストーリーも、けっこう良く考えられていて、途中途中で意外性を見せてくれます。
アクション映画だと、お話が雑なモノもよく見られます。最後までチョコたっぷりな感じです。
シリーズ最高傑作かも。最新作公開前に、ぜひ観ておきましょう。自信を持って推せる映画です。
カギを握るのはイルサという女
本作では、イルサというシンジケートの女が、物語を二転三転させてきます。
ちょっとネタバレすると、この女は潜入捜査なんです。
壊滅に瀕しているIMFのイーサンと、共にシンジケートを追い込みます.....。
しかし、この女も一筋縄ではいきません。予想外の行動で、イーサンたちを困らせます。
ただアクションで魅せるのではなく、ストーリーにもちゃんと見所を持たせていました。
アクションが凄くて目が離せない。
さてさて、この映画は何と言ってもアクションがスゴイです。
まず、冒頭で飛行機に乗ってイーサンがシンジケートの武器を奪います。最初からやってくれますね。
そして、ロンドンでシンジケートの男に連れ去られ、地下室に監禁されてしまいます。
しかし、イルサというシンジケート側の女が、イーサンを救います。
この女が、すご~くカッコいいんです。大勢に囲まれても、スパスパと倒していきます。
その後、イーサンはウィーンに向かい、オーストリアの首相暗殺を阻止しようとします。
舞台では劇団による公演が行われていますが、それを邪魔しないように、イーサンは敵と戦います。
その辺の緊張感が良いですね。普通のアクション映画だと、お構いなしにメチャクチャにしそうですが、
そして、一番凄いのが、イーサンとイルサによるカーチェイスシーンです。
味方だと思っていたイルサが、大事なメモリを持って逃走します。
イーサンらは彼女をBMWで追いかけます。イルサはバイクで逃げます。
イーサンは細かい道を軽快に抜けます。小さくないBMW(おそらくM4)で、あの狭い道を走るのは相当つらいと思いますが、すごいドラテクを見せてくれますよ。もちろん、若干ぶつけますがww
クルマが壊れたので、イーサンはバイクでイルサを追っかけます。
この時、バイクに乗っているイーサンの目線で、描かれます。
追い越していくクルマたちが、スパスパとイーサンの横を抜けていきます。
高速で走っていく迫力と、「ぶつかる」という緊張感が伝わってきて、すご~く良いアクションシーンに仕上がっているのです。いやいや、お見事。
シリーズの中でベスト。最新作が楽しみ。
MIシリーズは全作観ています。僕の中では、本作がベストですね。
アクションと良さと物語が進むテンポが、ちょうど良いです。
イルサという女がカギを握るストーリーと、しっかり合っていて、見応えのある作品になっています。
ロングシリーズになると、主演俳優の加齢で劣化してしまう事ってありますけど、トムクルーズは衰えませんね。
シリーズでも、歳とってキレが無くなった俳優は見たくないんですが、トムならあと10年くらいは大丈夫でしょう。
そして、ビックリしたんですが、トムの身長は170cmほどだそうです(一説によるとそれより小さいとか......)
小さい人も、頑張ればトムクルーズみたいになれるぞ。顔が良ければ。