ぼっちですが何か?

地方国立大卒ニートの生活記録。精神病持ちです。

映画感想:『二重生活』 世評が良くないけど面白い映画に出会えると嬉しいのよ。

こんにちわ。なおっちです。無職で毎日暇なので、映画を観たり本を読んだり、下らないブログを書いたりしています。

さて、「二重生活」という映画があるんですが、これが凄く面白い映画なのに意外なほど世評が良くないんですよね、という事で、この記事で本作の面白さを紹介します。

 

二重生活

二重生活

  • 発売日: 2017/03/01
  • メディア: Prime Video
 

 

 

<テキトーにあらすじ>

大医学院で哲学を学ぶ白石珠。卒業論文の執筆にあたり、担当教員から尾行をすすめられる。そこで、白石は近所の豪邸に住む、出版社に勤める石坂を尾行する。条件は、尾行の対象と接触してはいけない、ということ。

ある日、珠は石坂の不倫に遭遇し、尾行がばれてしまう。ここから、彼女の"二重生活"は一変する。

 

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 (画像はCinemaGene YouTubeチャンネルから)

 

さてさて、公開時に劇場で観たのですが、この映画すんごく面白かったんですね。テレビとかで大体的に宣伝している映画とは違って味があるというか....。もちろん劇場で観たというのも大きいでしょうが。

しっかし、本作、めっちゃ世評が良くない...。「鬱鬱とした感じを出せば味が出ると思ったら大間違いだ」とか、狙いに行っている感が妙に受けないとか。

 

でも、その鬱鬱とした所も良いんですね。いや、むしろそこが良い!ただ鬱映画ではなく、しっかりエンタメとしての面白さと、「鬱」な感じに似合うメッセージ性を備えた良作なのですよ。

まぁ、あんまり「たのしー!」って感じでも無いですけど。徐々に迫る気持ち悪さとか、重苦しさとか、そんな所に快感を感じてしまうでしょう。

僕みたいに暗い映画とか後味悪い映画が好きな人は見てみましょう。

 

 

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せっかく画像もあったので残しておきます。

 

大学生の珠は、大学院で哲学を専攻していました。大学院で哲学って就職先無さそうだけど、よくそんな道に進んだよな、というツッコミは置いておいて、珠はリリーフランキー扮する指導教員の篠原から、論文執筆のために「尾行」をすすめられます。条件は、「尾行のターゲットと接触してはいけない」。珠は、近所に住むエリートサラリーマンの石坂にターゲットを絞り、尾行を開始します。

 

この尾行している時のワクワクが面白さなんですよね。隠れて悪いことをしている時のスリル感とでも言いましょうか。

 

最初こそ順調な環でしたが、あるとき石坂の不倫が発覚。妻子ある身で石坂が、女と関係を持っているところに、珠は遭遇します。

 

 

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石坂の方も、不倫が奥さんにバレて、修羅場に発展。そして、石坂の妻は自殺未遂で病院に運ばれる事に...。そのときに、珠を見かけ、「あ、そう言えば、この女いつも近くに居るな」と、珠の尾行に気が付きます。珠と石坂は、接触を持ってしまいます。

 

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石坂の秘密を知ってしまった珠は、それまでには戻れなくなってしまいます。他人の秘密を知るのは、その分の責任を一緒に背負う、という事なんでしょうねぇ...。あまりに重すぎる秘密を告げられたら、それまでの自分には戻れなくなるのかも..。

皆さんも、日常に退屈したら尾行をするのも良いかもしれません。結局、人間は退屈を処理しきれない生き物ですからね..。本作でもそんな事を言っています。しかし、秘密を知ってしまったら、どうなるのか...。そこまで考えてから、実行に移した方が良いかもしれませんね...。

 

欝々と進んできて、途中でドンと展開が変わって来て、そこからどうオチを付けるのか...。ちゃんとストーリーも考えられているし、役者の演技も自然で、白けることもありません。

特に石坂と接触するまでの尾行する場面の、コソコソと人の秘密に迫るワクワク感と怖さ。やっちゃいけないけど、何かやってしまう事ってあるじゃないですか。そんなスリルを感じさせます。

そんで、珠を演じる門脇麦のマッチングも素晴らしい。そこまで美人ではない、何処にでもいる女子大生に、なり切れていましたよ。本作は彼女以外には思いつかない、と言っても良いでしょう。

 

その他にも、石坂の妻役に河合青葉さんを起用しています。河合さんは注目の脇役ですよ~。「サヨナラ歌舞伎町」では激しいセックスシーンもこなしています。脱げるし演技も上手いんで、皆さんも見てみましょう。

 

あとは、同じ篠原ゼミに所属している学生役に、宇野祥平さんを使っているのも良いですね。大学にたまにいる、「お前何年生だよ?」と言いたくなるくらいオッサンなんですが、良い味を出しています。きっと彼は単位が取れなくて、大学院に何年か残っているという設定なのでしょうね。大学にたまにいる変な人感が、よく出ていました。

 

イマドキ大学院で哲学を学ぶ人なんているのか、とか、院生のくせに彼氏と同棲していたりとか、ちょっと突っ込みたく所はありますが、それにしても一回観る価値はあります。

ぜひ、部屋を暗くして、一人で見る事をおススメします。何か、今までとは、違う自分になれたような不思議な気持ちになれますよ。

 

二重生活

二重生活

  • 発売日: 2017/03/01
  • メディア: Prime Video
 

 

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