大手チェーン店で全面禁煙化を検討。少数派への配慮は?
厚労省が受動喫煙対策として、「健康増進法」を成立させたい模様。まぁ、名前はともかく、国民が健康で居て欲しいという思いは感じられる。
お店の広さや規模などで、禁煙にするかを判断するようだ。小さいスナックや居酒屋などでは、たばこを吸いたい客も多い。その辺をどうするのかが注目される。
「タバコは百害あって一利なし」の通り、確かにタバコって吸う人も周りも人にも害しか無いんだよねぇ。健康で居たいならタバコはやめるべきだし、吸ってる人からも離れるべきだ。
しかし、お店を全面禁煙にするのは大反対。少数派の喫煙者にも配慮すべきだ。イラついた喫煙者が、酔って暴れ出すかもしれないし(タバコが吸えないと喫煙者はイライラします)。
僕の通っていた大学では構内全面禁煙だったが、それだとどうしても隠れて吸う人が出てくる。それを取り締まる大学の職員の方々に対してはご苦労と言いたいが、その頭の悪さにも笑いしか出てこなかった。
しっかり喫煙所を指定すれば、そのような事は起きないのに。職員の労働コストを考えれば、それくらい思いつくだろう。街でも、歩きタバコをしている人を多く見かける。これは単に、喫煙所が足りていないからだろう。
少数派を全員締め出す政策には、どう考えても成功するとは思えない。学校でも、少数派の意見も大事にしろと教えるはず。どこから少数派なのか、という数字的な議論もあるが。
少しで良いから、どの居酒屋にも喫煙席を設けて欲しい。全席の10%で良いから。喫煙者も非喫煙者も、仲良くしよう。しっかり住み分けをすれば、無駄な争いも避けられるし、監視コストも掛からないはずだ。