ぼっちですが何か?

地方国立大卒ニートの生活記録。精神病持ちです。

いとこが美人になっていてビビった話。

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(ぱくたそ)

 

このまえ、父親の実家の農作業の手伝いに行った。

ニートの僕は身内に顔を出すのも恥ずかしくて仕方が無いのだが、さすがに少し役に立つなら行かなければという僅かに残った責任感と貢献心を振り絞って、実家に向かった。

父親を助手席に乗せて、国道を一時間ほど走らせて父親の実家へ。別にそこの人間が嫌な訳でも無いし、行った時は普通に接してくれるのだが、やはり気が重い。このままどこかに行ってしまおうかと思ったが、その重い足と腕を何とか動かして、実家に向かった。

到着すると、まずばあちゃんが出迎えた。「まずお茶でも飲めよ」と。あぁごめんね。ホントはこんな孫の顔を見るのも嫌なはずなのに。情けない孫だな。と、僕は帽子を被って自分の顔を隠しながら中へ入った。そしてまずは死んだじいちゃんの仏壇へ。「あぁ、じいちゃんスミマセン。僕はまだこんな状態です」と心の中で唱えながらチーンという音を鳴らして手を叩いた。やれやれ、こんな状態がいつまで続くのか。

 

少し居間でお茶を飲んで農作業へ。トラックに苗を積んで、持っている田んぼに行って、トラクターにそれを積んで、あとは田んぼをレイキでならしながら、一家の主である父親の兄ちゃんが田植えをしているのを眺めた。

トラックに苗を積んで、それを降ろして、トラクターにそれを再び積む作業は、非常に疲れるし身体も痛くなる。やれやれ、これを一人でやるのはムリだよな....。と大変さを心と身体で感じながら、自らの状況を憂う事も禁じ得なかった。やれやれ、農業をちゃんと守らないと、日本は沈んでしまうよ。ムダな道路工事で建設事業者に忖度するより、生活に必要な食べ物を作る人を守ろうよ、政治家の皆さん。

 

午前中の作業を終え、僕らは家の中でご飯を食べた。僕らが来ることで気を使ったのか、寿司を買ってきてくれていた。いや申し訳ない。ニートの僕にここまでしてくれるのか。すまないなホント。と、僕は自分はどう思われているのかを気にしながら、一緒のテーブルを囲んで座った。

そこに居合わせたのは、家の主の娘。実は、僕はマトモに話した事も無い。昔からコミュ障、学校の女とマトモに話した事も無い、そして向こうも僕の事を良く思っていないのは少し見ればすぐに分かる。その上、僕はニートだ。そんあ状況で、いくら従姉妹とは言えども、話す事なんて無理なのだ。やれやれ......。僕はまたも恥ずかしさから、帽子を被りなら、食卓を囲んだ。

 

そしてビックリ。何と、家の主には、もう一人の娘(妹)も居たのだが、その妹の方が帰省してきていたのだ。一瞬、目を疑ったが、どうやら妹の方で間違いないらしい。

まず、格好にビックリ。少し根元が黒くなった金髪ショートヘア。いやいや、大学生だったらそれくらいやっても当然。きっと大学でもイケイケな生活を送っているのだろう。

顔を見てみると、僕の驚きは頂点に!誰が見ても、そこそこ可愛いと思える顔をしていた。今まで、ほとんどマトモに顔を見たことも無かったが、目はクリッと大きめで、身長は女子にしてはそこそこ高い。もしかしたら僕よりも高いかもしれない。そんな劣等感を感じながら、僕は彼女を帽子のつばの下から、チロチロと覗くように見た。

彼女(妹)はバンドをやっているらしい。大学生で、バンドをやっていて、それでいてあの容姿...。これは彼氏がいるな....。きっと彼女はヴォーカルで、バンドのギターの男が洋楽好きの、そこそこのテクニシャンで、バン・ヘイレンの奏法などを真似していて、夜はコンビニで酒を買って、家で一緒にそれを飲む。ウィスキーとかを瓶のまま飲みながら好きな音楽について語り合って、最後のエッ.....。

バカ野郎、いとこだぞ。そんな事を想像してどうする?仮にも血の繋がっている人間だぞ。俺はここまで落ちたか。いとこのそんな事まで想像するまでに落ちぶれたか....。

 

僕はそんないとこへの想いを隠しながら、寿司を食べて、午後も少し作業を手伝って、家を後にした。なるべくその従姉妹と顔を合わせないうちに、帰りたかった。じゃないと、僕の中の”何か”がおかしくなってしまうかもしれないからだ。

 

やれやれ、25歳童貞には明るい未来なんて待っていないんだな。それがよく分かった。きっと、この後はただのキモイおっさんになって、普通の人には考えられない性癖を持って、満たされない欲求を抱えて生きていくんだろうなぁ...。やれやれ...。

 

僕は帰りのクルマを運転している中、いとこの事を考えた。やれやれ....。何で農作業の手伝いに行って、いとこの事であぁでもないこうでもないと悩まなければいけないのか。僕はなぜここまで、色んなものに悩み、苦しまなければいけないのか。

性欲邪魔。僕に性欲さえ無ければ...。女を見ても何とも思わなくらいドライだったら..。この世に美人さえいなければ...。みんな、見た瞬間に吹きだしてしまうくらいのブスだったら、僕は悩んだりしなくても良かっただろう。

美人とはどんな時も恐ろしい存在である。僕はブスよりも美人の方が嫌いです。あぁこの人キレイだな。でも、自分には無理だな。それが一番つらいんだよ。やれやれ。

 

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