ぼっちですが何か?

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映画感想:「ナイトクローラー」 人の不幸で生活をする人間たちを描いた報道スリラー。

視聴率主義で歪んだ報道の姿を描いた映画。

人間の汚さを、存分に出ていて楽しめる映画です。

おススメ度★★★★★

 

 

 

目次

 

 

基本情報

2013/アメリ

監督:ダン・ギルロイ

キャスト:ジェイク:ギレンホール、レネ・ルッソリズ・アーメッドビル・パクストン、他

上映時間:1時間57分

 

 

あらすじ

盗みで生計を立てていたルイスブルームは、ある日、クルマで走行中に事故現場に遭遇する。

 

そして、そこにカメラを持って群がる人々を見て、パパラッチという仕事に出会う。

 

自らも機材を買い、カージャックの現場にいち早く駆け付け、その悲惨な様子をカメラに収め、映像をテレビ局に売る。

 

パパラッチの面白さを知ったルイスは、さらに過激な事件の現場で取材を重ね、パパラッチとして駆け上がっていく。

 

そして、高級住宅街で強盗殺人事件が発生。ルイスは運よく警察よりも早く現場に到着。しかし、そこで出会ったのは......。

 

 

感想

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2015年に公開されて、劇場に観に行った映画でした。

凄く面白かったのを覚えています。懐かしいです。

 

過激な事件現場の映像を収め、なるべく高く売りたいルイスと、その映像を放送して、視聴率を取りたいプロデューサーの姿から、人間の汚さが存分に見える作品になっています。

 

特に主人公のルイスがスゴイです。どんなにモラルに欠ける事をしても、事件現場の様子をカメラに収める彼の人間味の無さにゾッとするはず。

 

これだけ上手く作られたサスペンス映画は、そうは出てこないでしょう。

間違いなく10年代の代表作の一本に数えられる作品です。

 

 

人の不幸で儲ける!パパラッチを通じて、人間と報道の汚さを上手く表現。

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シネマトゥデイ公式YouTubeチャンネルから

 

この映画の一番スゴイ所は、人間とニュースの汚い部分を上手く表している所です。

ルイスはそれまで、盗みで生活していました。その辺にあるモノを取って、売る時点で人間としてヤバいです。

 

そして、ある時、自動車事故の現場に遭遇。それから、事故や事件の映像を収めるパパラッチになります。

 

なるべく事故現場に早く駆け付け、過激な事故、事件現場の様子をビデオに収め、テレビ局に売り込みに行きます。

 

犠牲になった人間への敬意や、悲しむ様子は全くありません。「ネタになってくれてありがとう」とばかりに事件を撮りに行き、テレビ局に向かうのです。

 

過激であればあるほど、その映像は高く売れます。なぜかと言うと、その方が視聴率が高くなり、テレビ局が儲かるからです。

ニュース番組のプロデューサーは当然、映像が過激であるほど喜びます。撮って来たルイスを褒めます。

 

2人は事件が悲惨であるほど、都合が良いのです。

 

彼らが事件を起こしている訳では無く、あくまでそれをネタにして儲けるという所で、汚いところを表現しています。とっても上手いですね。

 

話が進むにつれて、ジワリジワリと気持ち悪さを増してい行きます。人の不幸で生活をするというのは、こういう事なんですね。コレを見ると、よ~く分かります。

 

普段、我々が見ているニュースも、こんな感じで作られているのでしょうか?

もしそうなら、すご~く気持ち悪いですね。

 

人の不幸をネタにして、放送して、お金に換えるのはもちろんキモイです。

そして、それを喜んで見ている人間にも、何とも言えないキモさを感じます。

 

結局、人間って人の不幸が好きなんですよ。もちろん、僕も含めですが。ホント嫌ですよね~、人間って。

 

もちろん、事件を伝える事も必要ですが........。彼らからは、汚さが滲み出ているんですよね.......。

 

 

最後までクズを貫くルイスが良い。

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んで、もう一つ凄いのは、ルイスが最後までクズを貫いている所です。

 

途中まではクズだったけど、途中から正義に目覚めて、真っ当な人間になっていく......。的なストーリーは結構あると思います。

 

日本で公開された「SCOOP」という映画も、そうですね。

福山雅治がやる主人公が、途中までは有名人のスキャンダルを撮るパパラッチだった訳ですが、途中から正義に目覚めてしまいます。

 

まぁ、それはそれで良いんですが.....。やはり、彼のカッコ良さを表現したい映画だったのでしょう。やはり、映画を観たい人間からすると、それは少しつまらないんですよね~。

 

それに比べ本作は、ルイスが最後までクズなんです。コレが素晴らしい。

ちょっとネタバレしますが、ルイスは最後にものすごい事件に遭遇します。

 

それをいち早くビデオに収め、ルイスはテレビ局に持っていきます。

警察に通報したり、被害者を救助することはありません。

 

さらに、仲間までネタにします。最後の事件の犯人を追っている中、クルーのリックを、犯人の近くまで行かせ、映像を取らせます。

 

しかし、リックはまさかの事態に遭遇。ルイスは、それまでビデオに収め、テレビ局へ持っていくのです。もちろん、リックを心配する様子も見せません。

 

ルイスは正義に目覚めるどころか、汚さを増していきます。

映画としては、そっちの方が断然面白いです。最後まで人の不幸をネタにする汚くてゲスいルイスで、僕は良いと思います。

 

ジェイクの顔って、悪くは無いけど決してイケメンでは無いですからね.....。

正義に目覚めて、「ジャーナリズムとはこうだ!」みたいに言われても、ちょっと困りますからね。

 

ゲスで始まり、ゲスで終わる......。良いじゃないか!やはり、アメリカの方がレベルは高いですね。

  

 

アマゾンプライムビデオで視聴できます。

 

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