九月に観た映画の簡単な感想2
九月に観た映画の簡単な感想第二回。第一回もチェックしてくれ。
- 『ジャッキー・コーガン』★★
- 『25時』★★★★
- 『21g』★★★★★
- 『複製された男』★★★★
- 『冷たい雨に打て 約束の銃弾を』★★★★
- 『箱入り息子の恋』★★
- 『ファーゴ』★★★★
- 『カジュアリティーズ』★★★★
- 『硫黄島からの手紙』★★★★★
- 『渇き』★★
『ジャッキー・コーガン』★★
これはあまり楽しめなかった。
パッとしないし盛り上がんないから、見どころが無い。色々仕掛けがされていたみたいだけど、それを追う気も起きなかった。
主演のジャッキー役がブラピだったんだけど、出番が少ない。本当に主役だったのかな?まぁ、良いや。
取りあえず、二回観る気は無い。興味のある方はどうぞ。
『25時』★★★★
麻薬を売りさばく男が逮捕をきっかけに改心していくという物語。主役はエドワード・ノートン。
暗くて残酷な話を期待していたのだが、全然良い話だった。まぁ、これもアリだね。
エドワード・ノートンがめっちゃカッコいい。
モンティは麻薬を捌く悪い奴だったのに、ムショに行くことになって、ある幸せに気付く。ここに、「あぁ、良い話だなぁ」と思うはず。
しかし、一つ気になる事が。モンティは麻薬で刑務所に行くことになったんだけど、多分行かずに済んでいる。警察に漏らした奴が代わりに行ったのかな?
ノートンさんはホントに良い役者だね。彼の作品でおススメがあったら教えて下さい。
『21g』★★★★★
関わるはずのない三組の男女が、ある事故をきっかけに交わってしまい、人生がくるっていくというサスペンス。監督は『バードマン』などのイニャリトゥ。
これは面白いからおススメだ。
本当は関わるはずのない三組の男女が、ある事故をきっかけに関わることになる。そして、彼らの人生は壊されていく。観ていてこっちまで暗くなるけど、それが面白い。
心臓の弱いポールが、事故で亡くなったマイケルの心臓を移植してもらう。しかし、その後、マイケルの恋人とポールが恋するのだ。ロマンスだし、運命の残酷さを感じた。
現実にもこういう人達がいそうで怖い。それくらいリアルな暗い話だった。世の中って、怖いな。
とにかくじっとりとして暗い映画だったので、暗い映画が好きな皆にはおススメ。プライムでも観れるぞ。
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『複製された男』★★★★
自分とそっくりな男が現れた、という少し変わった映画。主演はジェイク・ギレンホール。
ちょっと不思議な映画だけど、僕的には面白かった。
とある日、大学教授の男が、映画の中で自分とよく似た俳優を発見する。そこから、非常に面倒な事になる。途中から、どっちが俳優でどっちが教授か分からなくなる時がある。そのややこしい感じも僕は好きだ。
しかし、残念な点がラスト。俳優の妻が風呂から上がった後、とんでもない化け物になって出てくるのだ。あまりに雑すぎやしないか(笑)?と思った。
しかし、この映画には正しい解釈の仕方があるらしい。正確に劇中に出てくる伏線を捉えると、「そういうことか」とラストに納得できるらしいぞ。みんなもチャレンジしてみよう。
『冷たい雨に打て 約束の銃弾を』★★★★
娘とその家族を殺された元殺し屋の男の復讐劇
韓国映画みたいなジメジメ感がある、僕好みの映画だった。
娘を殺された元殺し屋のコステロが、三人組のヤクザと手を組んで復讐するというストーリー。しかし、コステロは記憶が徐々に無くなっていく。そして、復讐の相手がまさかの員物なのだ。
ストーリーは面白かったし、暗くて殺しもあって良かった。ただ、しかし、紙の塊を盾に銃撃戦を繰り広げるのはどうかと笑。もう少しカッコイイ物を使ってくれ。雰囲気が台無しだ。
『箱入り息子の恋』★★
これは、あまりハマらなった。ダラッとしていてるだけで、そんなに見どころを感じず。
しかし、世間の評判は良いようだね。源さん主演ってだけで高評価してるのでは?と疑いたくなるくらい。
日本の恋愛映画って、こういうの多いぞ。どこにクライマックスがあるのかも分からず、ただ恋模様を映しているような映画は、好きではない。
『ファーゴ』★★★★
借金に苦しむサラリーマンが嫁を人質にするというサスペンス。
ストーリーのアイデアがグッド!面白い映画だった。
借金返済のために嫁を誘拐させて、金持ちの義父から身代金を引っ張る。このアイデアに満ちたストーリーが良かった。尺もちょうど良いから、見飽きないぞ。
最後に共犯者が殺されるシーンで使ったアレは(中にある刃が入れた物を粉々にする農器具か何か)、最近のグロ映画でよく使われてるね。いったいなんて言う機械なのかな?
プライム外れたので興味ある方は買ってください。
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『カジュアリティーズ』★★★★
兵士による婦女暴行をテーマにした、少し視点を変えた映画。
主人公のエリクソンが凄く勇敢な男なのだ。悪事を働いた奴を告発して有罪にしても、そいつらはすぐに出てくる。そして、仕返しされるかもしれない、という理不尽が待っていても、仕返しされるかもしれない。そんな上官の命令にも自分の意思を貫ける彼の勇気に感動。
戦場ではこんなことが常時起こっているのかな?悲しくなるね。僕は女という生き物がそこまで好きじゃないけど、それでもそんな気分になった。
『硫黄島からの手紙』★★★★★
言わずと知れた大傑作。僕も大好き。
登場人物の人間性凄く良い。二宮演じる西郷は元パン屋で、砂糖が無くなり道具も没収されて商売にならなくなった、という話に涙しそうになった。
そして、栗林中将もなかなか良い奴なんだ。兵隊を無駄死にさせない、という理念を貫くのがカッコいいんだ。素晴らしい上官だ。手紙の内容とその語り方も泣かせに来るんだよなぁ。
これは是非皆に観て欲しい。でも、戦争映画が嫌いな人も多いから、無理しない範囲で。
『渇き』★★
評判が良いのに僕は楽しめなかった。
主人公が吸血鬼という点で、あまり楽しめなかった。このアイデアは出尽くしている感があるんだよねぇ。
そして、殺人シーンもそんなに刺激的では無かった。『チェイサー』は凄かったのに。ラストも引っ張り過ぎで飽きた。
韓国映画は凄く好きなのだが、これはちょっと無いな。評判はかなり良みたいなので、観てみるのもアリだとは思いますが。
以上、僕が今月観た映画でした。なかなかクセのある作品から、みんなの知ってる映画まで、結構観た。皆も気になったらチェックしてみてくれ。
ちなみに、僕はこれらの映画をほとんどアマゾンプライムビデオで観ている。一カ月の無料期間があるから、みんなも是非。
円盤(DVD、Blu-ray)を買っても損は無いと思った映画の広告は貼ったので、良かったら買ってください(笑)。でも、みんな面白い映画たちです。