ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

ひろゆき氏の「思考が現実化するなら羽を生やしてください」で、自己啓発の無意味さとビジネスとしての優秀さに気付いた件。

こんちわ、なおっちです。

昨日か一昨日のひろゆき氏の生放送で、「思考が現実化するならあなたの身体に羽を生やしてください。そしたら信用します」という話がありました。

 

例えは少し大げさかもしれませんが、自己啓発好きの人たちに是非聞いてもらいたい言葉ですね。

要は「じゃあお前がやってみろ」という事ですよね。思考が現実化するんだったら、まずはあなたが実現させてみて下さい。という事です。

 

自己啓発ってやっぱりキモイよねぇ~。成功者が言うならまだしも、何も無い奴が言うのは麻原彰晃の「尊師マーチ」とか「空中浮遊」よりもキモイですよ。

 

 

 

目次

 

思考が現実化するは信用できないけど、自己啓発ってビジネスになるよねって話。

 

全ての思考が現実になったら困る。

そもそも全ての思考が現実かしたらヤバいですよね。「日本を沈没させよ」とか、「〇〇を殺せ」とか、そういうのが実現したら世の中が混乱するっていう事。

デスノートが欲しいと思った事のある人は僕だけでは無いでしょう。要はそういう事です。デスノートでポンポン人を殺せたら社会が成立しない訳ですよ。

 

反対に「アイドルになりたい」とか「金持ちになりたい」とか、そんな事を夢見ても、なれるのはごく僅かという現実があります。

まぁ誰でもなりたいものに慣れたら、その「なりたいモノ」の価値は下がる訳ですよね。

アイドルは可愛くてダンスが上手くて歌が上手いからなれるし、金持ちはビジネスや投資の才能があったりするからなれるのであって.....。希少性があるから、その「なりたいもの」は存在している訳です。

 

後にも書きますが、「思考」だけでは実際に変化を起こせません。何かを実現させるのは、まずはその人の才能です。才能の無い奴がその分野で勝つのはムズカシイです。まぁ努力次第という感じですかね...。。

 

 

ナポレオンヒルの「思考が現実化する」は、ただの商売トークである。

「思考が現実化する」はナポレオンヒルの本の事でしょうが、それって聞こえの良い事を言って読者を集めようとするセールスでしか無いんですよね.....。

本の内容を見ていないので分かりませんが、自己啓発の本のほとんどは、弱っている人の心に優しく響く言葉をタイトルにして金をとる商売でしかありません。

 

「成功者の習慣」とか「悩まない方法」とか自己啓発本のタイトルには似たようなのが多いですが、それは弱っている人に響くのがそういう言葉だからです。

「成功したい」とか、「些細な事で悩みたくない」という潜在的な欲望を持っている人が居て、その人たちが買ってくれるような聞こえの良いワードを並べて、そして弱っている人は救いを求めるからそれを買うという、良く出来たセールスなのです。

 

弱っている人は、何とか誰かの救いの言葉が欲しいものです。

「仕事で上手くいかない」、「思ったよりも人生がしんどい」、「生きているのが辛い」など、そういう人間は誰かから助けてもらいたいのです。

その人たちを悪く言っているのではなく、あくまで人間とはそういう生き物だという事です。面倒ですよね人間って。

 

ちなみに僕もそういう時期がありました。就職活動が上手く行かず誰にも認めてもらえない感じは、それまで感じたことの無い辛さでしたよ..。。

そういう時は誰かに救いを求めるのですが、本屋に行くと手軽にその救いが手に入るのです。新品だと1,000円くらい、中古だと500円くらいで救われる訳ですから、まぁ手軽なもんです。

僕も何冊か買いましたよ。何にもなりませんでしたが....。だったら酒を飲んで、一瞬だけでも楽しくなった方がマシです。

 

世の中には、一定数の救いを求める人たちが存在するので、自己啓発本の存在価値を否定する訳ではありません。

しかし、書く側や売る側の立場としては、救いを求める人に売れれば良い、っていう程度でしょう。あくまで僕の想像ですが....。

 

自己啓発好きは言う事が薄っぺらくてキモイ。

コレはいつも言っているのですが、自己啓発マンって言いう事だけ立派で中身が伴ってないからキモイですよね。

僕の大学時代の知り合いでは、twitterで意味不明な理想を並べていてキモかったですね。

その人は歌手のガクトになりたかったらしいんですが、就職先が第二地方銀行というwww。自己啓発がいかに無意味か思い知った時でした。

特に「人の悪口を言うと運気が下がる」って言っていた時は流石に笑いましたね~。風水か!じゃあ人の悪口を言って金を稼いでいるYouTuberとか、人のプライベートを穿り回して世間にニュースを提供している週刊誌とかはどうなるんですかね....。そこまで考えて言ってください、という感じですねぇ...。

 

そんな彼、言う事がキモイだけならまだ良いんですが、他人にその理想を押し付けてくるんですよね。すごく迷惑です。だから自己啓発好き人間とは基本的に距離を取った方が良いですね。と思いました。

 

ちなみに大学時代には、関東から東北の大学に浪人してくる意味不明な奴もいたり、自己啓発がすごく嫌になりましたね....。

 

自己啓発って一番良い商売かもね。

少し話は被るのですが、自己啓発って最も楽で儲かるビジネスだと思うんです。

世の中って、基本的に病んでいたり救いを求める人が常に存在します。そういう人をターゲットに啓発系の商材を売るのって、費用も掛からないし収益性も高いと思うんです。

 

実際ネットビジネス系の人は、自身のセミナーなどで自己啓発の話をする事も多いようです。

ネットビジネス界の重鎮と言われる与沢翼氏は、自身のYouTubeチャンネルで「思考は現実化します」と話していますが、やはり彼らは自己啓発が好きなようです。

しかし与沢氏はビジネスで成功している事もあり、普通の人の言葉よりは重みがあるというか信憑性は高いとも言えますが...。最近もダイエットを成功させていますし...。

 

「こうなりたい」とか「今の自分に不満がある」という人向けに、自分の成功体験とかスランプの克服法とかを有料ノートで販売するとか、ブログやYouTubeで発信して広告を貼るとか、そういうビジネスは凄く儲かるでしょうねぇ...。

 

まぁ、ブロガーとかがやっている事も、言ってみればそんなに変わらないですよね。イケダハヤト氏の「まだ東京で消耗してるの?」もまさにそんな感じで、東京で消耗するサラリーマンをターゲットに啓発系のコンテンツで集客して、広告にシュートするという感じです。

 

まぁ、ビジネスは人の心を動かして商品を販売する事ですから、人間の欲暴とか不満を動かして商品を売るというのは、ある意味では当然と言えば当然ですがね....。

それが本人の問題解決などになれば、それは立派なビジネスと言えます。が、自己啓発は具現性の無いポエム的な側面があるので、その辺はしっかり見分ける必要がありますね。

そういう意味では、自己啓発って単純で手軽で、とても有効なビジネスだと思いますよ。救いのいる人向けに、聞こえの良い言葉を並べて売れば良いだけですからね。

それは「この壺を買わないと不幸になりますよ」という商売と対して変わらないのかも、とも思ってます。

 

思考は現実化しない!

思考は現実化しません!

何かを成し遂げたいなら才能と正しい努力が必要なのです。

「思考し、正しい努力をして、才能があれば、現実化する」ってなら正しいし全く反論する気も無いですが、それは誰でも分かるので、そんな本は売れないでしょうね....。

思考を現実化させたいなら、まずは何かをする事ですね。

 

だから、もし「思考は現実化するよ」て言うなら、まずはその人が何かを成功させる事ですね。

まぁ、ひろゆき氏のように「羽を生やす」とまでは言いませんが、思考が現実化するって言うなら、それくらい見せて下さい。

 

ホント自己啓発って意味ないですねぇ~。でもお金を稼ぐなら自己啓発が手っ取り早くて簡単なのかも、っていう記事でした。ではでは。

 

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