「働け」と言う奴は、俺に仕事を持ってこい!【無職ロックンロール】
そこそこ健康で、普通に飯が食えて、何か好きなことがあれば、人生は概ね良いのでは?
こんにちわ、なおっちです。
東北の片隅で無職ロックンロールを叫び続ける26歳です。
さてさて、僕は無職なのですが、飯は食えています。精神的に少し病み気味なのが問題ですが、それ以外には、まぁ問題はないと言っても良いと思います。
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面接から2日で郵送での不採用通知は何なのか?
なおっちです。
国立大学を卒業後、ニートとして東北の片隅で無職ロックンロールを叫び続けている26歳だ。
さて、昨年の秋に続いて、労働意欲の高まりから、就職活動的なことをしていました。
まず、とある病院の事務職に応募し落選。やなりブランクありの人間に正社員はキツいか、という考えから、アルバイトから徐々にステップアップを図る方針へと変更。
次に応募したのは近所のスーパーの清掃。しかしここで事件発生。なんと希望の時間は「埋まってしまった」とのこと。なら、ちゃんと求人取り下げておけボケ。手間取らせんなカス!
そして、食品加工工場の面接へ。採用担当者は応募理由から採用後の事について細かに説明するところから、「流石に間違いないだろ」と踏んでいた。「通知までに5日ほどかかります」。
しかし、面接からわずか2日、しかも郵送での「不採用通知」。は?「選考に5日かかる」は何だったのか?郵送で即、不採用を告げるのいうのは何なのか?それ、即決で不採用決めてるようなもんやんけw
郵送された封筒の消印を見ると、5月29日。面接をしたのが5月28日。僕の脳みそに浮かんだのは、面接をして僕が応接室を出た瞬間に、採用担当者が「不採用」を告げる紙を作成して、封筒にそれを入れている姿だ。彼らは本当は選考なんかする気は無くて、ただ求職者を弄んでいるのではないか、と。
せめて、「検討をしましたが、残念ながら採用に至りませんでした」くらいのポーズを見せてくれるくらい出来ないものなのか?5日かかるはずの選考なはずなのに、たった2日、しかも郵送で不採用を告げるなんて、「あなたは採用を検討するまでもありませんでした」と言われている気がして悲しい。即日不採用を決めるってどーなんや?
早すぎる郵送での不採用通知は、僕の精神を再び鋭い矢で突き刺した。それは治りかけていた心を弱らせるには十分すぎた。
バイトすら受からない。これが底辺に落ちる、ということらしい。一度落ちると、もう立ち直れない。これが世の中か....。どうりで世の中では、オッサン達のポジション争いに終わることは無いわけだ。確かにな...。一度落ちたら、彼らは金なし居場所なしの「キモくて金の無いオッサン」になってしまうのだから、それは必死なわけだ。やれやれ。
どうやらキモくて金のないオッサンが確定した、通称「無敵の人」は、今後どのような生き方を選択すれば良いのか。もしや、青葉真司のように無敵らしく反乱に出るのか。闘いは続く....。
「社会の歯車になりたくない」と言う人と、「社会の歯車」として働く人と、「社会の歯車」にすらなれない人と。
「ワークスタッフ」という派遣会社のCMで、ある爺さん(けっこう有名らしいけど知らん)が「ワークワークワークスタッフ」と、少し腹の立つ感じで言ってるCMがあります。
僕なら、こういう奴がリアルでいたらムカつきますねw。でも、「社会の歯車、立派だよ」とか言ってて笑いました。確かになって。
一方、イケメンの三浦春馬が、同じく派遣会社のCMで、歌って踊るCMもあります。「グロップで始めよう素晴らしい毎日を~」という事らしいのですが、派遣で素晴らしい毎日は残念ながら送れないでしょう。だって派遣ですよ....。
素晴らしい毎日なのは派遣する側です。これ、真面目に嘘つきうそぴょんですよ。CM見た人が勘違いするじゃないですか。JAROさん出番ですよ。
三浦春馬がバックダンサーを従え華麗にダンス 「グロップ」CMソングを歌い上げる グロップ新CM「グロップミュージカル」篇
そんな訳で、要は派遣会社は、社会の歯車になる人を、ちょっと盛ったり嘘をついたりして、募集している訳です。
しかし、世の中には、「歯車になりたくない」と言い、尖った我が道を行く人とか、「歯車」として立派に社会を回す人、その「歯車」にもなれない人、が存在しています。
さて、では、どの人が最も良いのでしょうか?
まず、「歯車になりたくない」と言う人。
歯車になりたくない。つまり、自分が歯車を動かす側になる、という事なら、立派ですよね。どういう形で歯車を動かすのかは色々ですが、まぁいずれ大きな夢とか目標(会社を作るとか、音楽や役者など、何らかの分野で有名になるとか)などを追っかけているという事でしょう。
そんで、その夢を追いかける、という行為は、多かれ少なかれ、社会の歯車を回す、という行為ではないでしょうか。社会のなかで、夢を叶えるために努力したり、例えば、駅前でギターを弾きながら歌ったり、映画のオーディションを受けたり、会社を作るために一旦は会社で働いたり、勉強したり、あるいはバイトをして金をためたり、という行為は、明らかに世の中で風景の一部として、言うなら「歯車」として、立派に機能している、とも言えますよね。
駅前でギターを弾く人、売れない役者、未来の起業家、すべて世の中には、あまり必要ないかも知れないけど、無ければ無いで味気のないもの、つまり必要なものなんです。
という訳で、「歯車になりたくない」と言っている人も、一応は歯車として機能しているので、それはそれで立派じゃないですかね?と。まぁ、プーの人は別ですが。
つぎに、歯車として機能している人。
これは、もはや言う必要はないですね。労働力を提供して、そのうえ納税して。社会は彼らが作っているんですね。
しかし、そんな彼らにも、悩みはあるんでしょうね。例えば、「自分は本当にこれで良いのか?」とか、そんな悩みは尽きないでしょう。毎日朝に起きて、決まった時間に出社して、上司や客に色々言われて、帰って寝るだけ。この人生に何か意味はあるのか、と考えた人は少なくないでしょう。
まあね。株主の価値を上げるために、客とか上司に頭を下げることも、基本は他人の人生を生きている訳ですからね。そりゃ、そう思う時もありますよね。
結局、就職したけど、人生って何なんだ?そのように思うと、就職してもあまり喜びは感じないのかも知れないですね。就職しても悩みがつきないなら、じゃあどうすれば人生は良くなるのんでしょうかね。働く皆さんは悩みが尽きないはずです。
最後に、歯車にすらなれない人。
世の中にはね、歯車にすらなれない人もいるんですね。「歯車になりたくない」とか「歯車として働いているけど、これってどうなの?」と悩む人は、それが贅沢な悩みであると気づきましょう。
「社会の歯車になりてー。けど、なれねー」って、どんだけだよwww。まだ「歯車になりたくない」の方が良いよね....。
歯車。確かに聞こえは悪い。人の使い走りみたいだ。だが、人は多かれ少なかれ、誰かから使われている。サラリーマンは株主や客に使われているし、アップルのジョブズやマイクロソフトのゲイツだって、お客さんに良い商品を届けるために日々悩み苦しんでいます。だから、歯車の皆さんは、別に良いじゃないですか。みんな、歯車なんだから。
ただ、歯車にもなれない皆さんは、どうなんですかね。決して、そのような人たち(私を含む)は、「歯車になりたくない!」と突っ張っている訳でもないし....。まぁ、どう考えてもダサいですねwww。
僕からすれば「歯車になりたくない!」って尖ってる人って、カッコいいですよ。歯車になりたくてもなれない人間からすれば。
やれやれ、どのようなポジションでも、日々悩みは尽きませんな。
でも、やはり三浦春馬のCMはダメだな。派遣で素晴らしい毎日が送れるわけないだろ。素晴らしいのは派遣する側だろw。
バカな人を騙すような、そんな事をしてはいけません。