ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

「鬼滅の刃」を読み終えました。何やかんやで最も厄介なのは人間だよね....。

こんちわ、なおっちです。

コロナでも抜群の安定感を誇るニート。東北の片隅で無職ロックンロールを叫び続けています。働けと言うなら、俺に仕事を持ってこい!

と言っていたんですが、このまえ採用面接に合格しました。これからは社畜ロックンロールを叫んでいきますよ。俺は資本主義の奴隷だ!

 

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んで、このまえ「鬼滅の刃」を読み終えました。アニメも見ましたし、映画「無限列車編」も見ました。ブームに乗るなんてガキ臭くて嫌だな、と思っていましたが、大人や子供部屋おじさんでも面白く見られる良い作品でしたねぇ....。

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

アニメでは炭次郎が家族を殺されて修行を経て鬼殺隊に入り、鬼殺しとして成長していく様を、映画「無限列車編」では。炭次郎が鬼殺隊の同期の伊之助や善逸、炎柱の煉獄さんと一緒に鬼退治に行く様を描いています。無限列車編のラストは泣く人は多いでしょうねぇ....。煉獄さんの「心を燃やせ」は素晴らしいです。まだ上映していますよ.....。アニメはアマゾンプライムで見れます。

第十六話 自分ではない誰かを前へ

第十六話 自分ではない誰かを前へ

  • 発売日: 2019/07/23
  • メディア: Prime Video
 

 

原作の方は完結しています。まだ読んでいない人もいると思うので、詳しいストーリーには触れずに感想を残します。

鬼を殺す人達の漫画なんですが、やはり最も厄介なのは人間だよなぁと。鬼も元は人で、相当つらい経験を経て鬼になっています。無限列車編で煉獄さんと闘う猗窩座(「あかざ」と読みます)や、上弦の壱(鬼の中で最も強い)である黒死牟(こくしぼう)も、相当に辛い思いを背負っています。何で辛いかと言うと、人間時代に人間たちに酷い目に遭わされたからです。そこには人間に対する恨みが含まれています。むしろ、そうでも無ければ、鬼になんかならないでしょうし。

 

特に黒死牟は辛いでしょうね。武家の長男として産まれて親の期待を背負っていたのに、何故か弟の方が剣技に優れていて、その弟がまさかの(この辺は是非原作を読んでください).....。そこに現れる妬み嫉み、劣等感というのは、誰でも経験したことがあるでしょう。それに苦しめられ、彼は鬼になってしまうのです。誰にでも無いですか?自分より優れている人に対して「死んでしまえ」と思った事。それが鬼の気持ちなのですよ。もし「鬼になって絶対的な力を持てるぞ」と勧誘されたら、負けてしまう人も多いかもしれませんねぇ...。僕は鬼側ですwww。鬼になって、殺したい人間とその家族まで殺してしまうでしょう...。無惨様、僕を鬼にして下さい。

 

鬼になる者はすなわち、社会に恨みを持った人間たち、言うなら弱者なんです。丁度この前まで話題になった映画「ジョーカー」と同じですよ。社会に恨みを持った弱者がダークヒーロー「ジョーカー」として暴れる訳です。人の絆に入れない、最低限の法的な社会福祉でさえも受けられない。そうなったら、ちょっと暴れて伝説残して死んでやる、というのも分かりますね。今風に言うと、「無敵の人」とか「キモくて金のないオッサン」とも表現されます。そちら側に落ちると、もはや普通に”人間”として暮らすのは不可能ですよ、と。やれやれ、辛いですね,,,,。鬼滅の刃の鬼=ジョーカーなのですよ。

ジョーカー(字幕版)

ジョーカー(字幕版)

  • 発売日: 2019/12/06
  • メディア: Prime Video
 

 

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「無限列車編」で漫画内トップクラスの嫌われ者になった猗窩座にも、相当に辛い過去があります。元は普通の暮らしを願う人間だった彼ですが、その願いが叶う事もなく、彼は鬼になるのです...。この辺を読むと、むしろ猗窩座に共感する人もいるでしょうねぇ...。あぁ、来世では幸福を...。

 

あぁ肝心の鬼殺隊を忘れていた...。炭次郎も良いですが、途中までは他の隊員の活躍が目立ちます。特に柱の力は見事で、時々主人公を忘れてしまいます。柱は柱で辛い過去を背負っていますが、それでも人間として戦う事を選んだのは意思の強さでしょう。本作は「意思」「価値観」「心」がカギになります。生き方を見返りや打算などの「外」ではなく、「価値観」や「意思」「心」の内に求めなさいと。メリットを求めるのがベンサム功利主義なら、心や価値観に生き方を求めるのは、カントの「定言命法」的ですね。無限列車編で煉獄さんが残したワードが最後まで生き続けます。煉獄ファンの皆さまご安心を。僕は義勇さん推しです。義勇さんもどうなる事やら.....。

 

別にベンサムを悪く言う訳では無いですよ。そりゃ、生きていく中でメリットを追求する場面は多いですから。株式会社はメリットを求めて動く組織ですし、株式会社が無いと生産も分配も出来ませんからね。あくまで個人として生きていく時、という事です。

 

誰でも、生き方を内に求められる訳では無いです。それは本当に強い人に限られます。メリットを提示されても、「それは僕の価値観ではない」と煉獄杏寿郎みたいにキッパリと断れる訳では無いですよね。目の前の利益に負けて生き方を変えてしまう事もあるかもですが、そこで生き方を貫ける人が本当に強い人なのでしょう...。煉獄さん、あんた凄いよ...。

 

こうして思うと、鬼滅の刃は、すごく哲学的な作品なのです。鬼滅の刃で学ぶ哲学」とかあったら面白いかも...。ただの敵を倒してカッコいい!という作品ではないのです。

 

ですが、やはりアニメというか映像の力は絶大で、マンガだと戦闘シーンでどうなっているのか良く分からない所が多いんですよ。映像による背優の声とか演出とかがあった方が、より面白いでしょうから、是非アニメシリーズの続編を制作して下さい。ufortableさんアニプレックスさん早急にお願いします。

 

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