ニートの平日

地方国立大卒ニートの生活記録。「え、ニートに平日も休日もないだろ....」という下らない日記です。

映画『望み』 「家族は犯人ではない」という望みと、「コイツが犯人であって欲しい」という望み。

こんにちわ、なおっちです。

社畜から無職に舞い戻ったロックンロール。働けと言うなら、俺に仕事を持ってこい!

この前も面接から二日で不採用通知が送られてきました(2回目)。採用する気が無いなら、最初から面接なんかするな!親が死んだら絶対にぶっ殺してやる。

 

さて、という訳でこういう映画を観ました。

望み

望み

  • メディア: Prime Video
 

 

家族が殺人の容疑者になってしまった家族と、その周りの人間たちの様子を描いた映画です。昨年けっこう話題になりましたねぇ.....。見ようかと思っていたら、いつの間にか見放題で見れるようになっていました。

 

出ているのが堤真一と、よりによって石田ゆり子ってwww。どんな家族だよ...。まだ堤真一は良いけど、石田ゆり子はやり過ぎだろ...。まぁ良いです。

建築士の夫と物書きの妻と、高校生の息子と中学生の娘。こんな上手く行っている家族何てあるのかよ.....。そのうえ嫁は石田ゆり子だぞ...。そんな家族あるかよ...。

まぁ良いでしょう。そういう人もいないと映画を観る人がいなくなりますからね.....。

 

この家族。そこそこよりは少し上の暮らしをしていたんですが、長男がサッカーで怪我をして競技を続けるのが難しくなります。そこから家族の関係が崩れていきます。それで、息子は妙な連中とつるんで悪さをしていると噂が立ちます。そのうち、やはり事件は起こり、どうやら息子が事件に関わっているらしいと、警察やマスコミが疑い始めます....。

 

事件が起きて、息子は帰って来ません。それで、徐々に噂は広まり、夫の仕事先の人間にも影響が出てきます。「お宅には頼めない」と、夫の仕事が減って来ます。

家に悪口が書かれたり、マスコミが家に押し掛けたり、近所の人が嫌がらせをしてきたり、噂がやがてリアルな悪意となって、家族に襲い掛かります。

家族は当然「息子は犯人ではない」という「望み」を抱きます。

まだ確定情報が出てないのに、人々は「らしい」という情報に踊らされて、動きます。それが形を持った攻撃に化けていきます。実生活でもありますね。

 

「こいつが怪しいから犯人に決まってる」という、これが周りの人からすると、「望み」なんです。何か事件が起こると、とりあえず怪しい(と思われる)人間を吊し上げて、疑って、犯人ということにして、安心感を得るという行動です。周りの人は、こうでもしないと、精神の安定を保てないのです。学校でも会社でも、その辺でも、よくある光景ですね。ほら、近所の人間たちが集まって「絶対あそこの人怪しいわよ」っていうヤツですよ。非常にクソみたいな話ですが、これも一種の「望み」です。

 

何で周りの人間たちは、こうも不確かな「らしい」情報を、「本当にそうである」と信じ込まないと安心できないのでしょうかね...。そもそも人間って病んでるよね、と。リアルでもよくある光景だったので、グサっと刺さる内容でした。思ったよりも凄くいい映画でしたぞ。

 

望み

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  • メディア: Prime Video
 

 

 

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